万博公園へ遊びに行ってきました♪
新聞とかで見た「EXPO'70パビリオン」も入ってきました。
1970年の日本万国博覧会当時の出展施設であった鉄鋼館を利用し、博覧会の記念館として公開しています。入場料は中学生以上200円。
1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)は約半年間の開催でした。
展示には当時のチケットやポスター、そしてあちこちに、開催決定から会場予定地の造成や開発、開催当時のビデオが、壁をスクリーンに仕立てて映されていました。子ども達はあまりピンと来ないようで少し退屈そうでしたが、40代以上の方は当時を思い出してか、展示や映像に見入っていたのが印象的でした。
万博の開催が決まったのは1965年、終戦直後の復興から続く一連の経済成長は「東洋の奇跡」と言われたそうです。たった6ヶ月間のイベントのために、大阪の千里丘陵の竹藪を切り開き、丘を削り谷を埋めて超広大な会場を造成したその壮大なパワーに、当時の日本と日本人はホント元気で、若かったんだなぁ~と感じました。
そして世界中から日本、そして大阪に人が集まってくる、そこに大阪人の誰しもがかって持っていた地元に対する愛着やプライドみたいなものを思い出させてくれますね。のべ6421万8770人が来場したのは博覧会至上最高の記録なんだそうです。
今、大阪に訪れる方を案内するとしたら、1に大阪城、2にUSJ、3に海遊館になります。万博はランキングでは103位の低さです。エキスポランドの事故による閉園などのこともあってあまりすすめにくいですしね~。さらに最近流行の「事業仕分け」の対象である「独立行政法人」が万博機構を仕切っていることもあってか、大阪府も地元吹田市や企業や地域団体もなかなか扱いづらい物件であるというのがあります。エキスポランドはもとより、今やエキスポタワー、万博ホール、国立国際美術館も潰されて無くなってしまいましたしね・・・。
結局、今はガレージセールか芝生で遊ぶスポット程度でしか活用できていないかも・・・。
そこで話は戻って、この「EXPO'70パビリオン」。
時には入場制限を行うこともあるみたいで、けっこう人気みたいです。休みの日は整理券を発行して入場制限を行うこともあるみたいです。しかし建物は当時から唯一残った「鉄鋼館」なので古さを感じるのが残念です。どうせなら七重の塔(古川パビリオン)あたりをつぶさずそのまま置いて、そこに展示を置いてたら、いまでも観光やカメラスポットやデートコースとして名所になるんじゃないかなぁ・・・。(奈良の東大寺の七重の塔再建のニュースを聞いて尚そう思う・・・。)
さらに私的に言わせてもらえば、どうせなら、ここを
「インターナショナルマーケット」化して、海外や日本各地の物産、食べ物、スイーツ、みやげもの、ブランドファッション、家電品、アウトレットなども含めて、世界中、日本中のものが手に入るスポットにしてみたら、まさにごちゃまぜ、天下の台所の大阪らしい名物スポットになるのではないだろうか・・・。前提として経済特区にしてここの店舗はすべてDUTY FREE!つまり免税にする。そうすれば日本だけでなく海外からの観光客も呼び込めるはず。
あとアジア圏のハブ空港からだけでもいいから伊丹空港を再国際化して受け入れれば、空港から万博公園はモノレールで直通18分のアクセスの良さだしね。
そしてもちろんそのシンボルはEXPO'70の桜マークと太陽の塔。太陽の塔は着ぐるみをつくって踊って宣伝すれば、奈良のせんとくんと人気争いができるかも・・・(^^)。
橋下知事はエキスポランド跡地にパラマウントのテーマパーク招致を考えているらしいけど、ハリウッド映画の影が薄くなった今のUSJの落ちぶれ方を見ると、パラマウントやMGMを呼んでも数年後には単なる遊園地(今のUSJ)みたいになってしまうはず。もっと大阪という地域の特性を活かした都市計画を考えてもらいたいものです。
何だかとりとめのないことを長々と書いてしまいましたが、それくらいEXPO'70パビリオンから当時のパワーをもらってきた、ということなのかも知れません。何にせよ、今の万博公園、自然は多くてそれはそれでいいですが、そろそろ見直しが必要なのではないですかね~。
もったいないよね!
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Posted at
2010/04/20 00:28:25