
今日はお友だちの
ちゅわわさんと奈良の古寺のハスの撮影に行ってきました♪
「仏教はインドより中国へ、中国から日本 奈良の地へとシルクロードを通じて伝来してきました。ハスも同様にシルクロードを伝来したものです。この東アジアの縮図を今、奈良の地において仏教の伝来に関連した人物とハスの伝来を重ね合わせて、巡拝することができます。」というもので3つのお寺のハスを題して、
「西の京ロータス・ロード~ハスと歴史を愛でる道」という催しです。
○喜 光 寺 行基菩薩
○唐招提寺 鑑真和上
○薬 師 寺 玄奘三蔵法師
行基さん以外はまさにハスと一緒に日本に来られたんですよね~。歴史を感じます。
朝7時の開門とともに一番乗りしたのは
喜光寺(きこうじ)です♪
喜光寺 posted by
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小さいですが歴史が深くいい雰囲気のお寺です。ここのハスは鉢に植えられているので、近くから見ることができるのがいいですね。本堂でも撮影が許されているのは奈良では珍しいと思います。お寺の方にお寺のこと、ハスのことなどゆっくりとお話が聞けました。
喜光寺 posted by
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喜光寺 posted by
(C)FLAT4
続いて
唐招提寺に向かいます。移動中、雷とともに強い雨が降ったので花びらが濡れています。
唐招提寺のハスは堀の中と鉢植えと両方です。堀のほうはすごく茎が長くて色鮮やかなんです。
唐招提寺 posted by
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唐招提寺 posted by
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唐招提寺 posted by
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ここでも係りの方から詳しく説明をしていただきました。唐招提寺は世界遺産ですが、今でも使われている古いヒノキの柱は1200年前のもので、現在日本に生えているヒノキとは実は種類が違う大きくなるのに時間がかかるものだそうです。その分、虫食いなどにも強く丈夫なんだそうです。今では同じヒノキは調達できないので、薬師寺の復興には台湾のヒノキが使われてるそうです。
唐招提寺からは歩いて
薬師寺に向かいます。薬師寺のハスは講堂の裏の食堂(じきどう)跡に鉢でまとめられいるのですが、講堂や塔などを背にするかたちで置いてあります。また柵がしてあるので近づいて撮影ができません・・・。しかたなく金堂や西塔などを見学します。もちろんながら唐招提寺も薬師寺も堂内は撮影禁止なので見るだけです。
薬師寺 posted by
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帰りに出口近くから望遠でなんとかハスと建造物を一緒に撮れないか・・・とあがいていたら、ハスを管理している植木屋の方が大きな声で何度も「こっち入ってきたらええねん!入って撮り!」と立ち入り禁止のハスの鉢の間から呼んでくれています。おかげで講堂の鴟尾を入れたハスを撮ることができました。「文句言われたら、ワシが『この人らプロのカメラマンや』、言うたるから!!(^^)」には汗が出ました・・・(^_^;)。
薬師寺 posted by
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この植木屋さんは喜光寺と薬師寺のハスすべてを管理しているそうで、この時期は大変忙しいんだそうです。でもハスの固い実を千切って私たちに「食べてみ~!」とか、「明日、NHKのTV取材があるねん♪」とか、この仕事が本当に楽しそうでした。
撮影が終わってからはちゅわわさんとおいしいお蕎麦をいただき、食後のコーヒーでまったりしました。
一眼レフカメラの「このハスどういう角度で撮ったらいいかなぁ」とか、「どういうレンズ、WB、絞り、ISOで撮ろうかなぁ」とか、素人ながらに色々思いをめぐらす過程って楽しいですね♪
色んな方から話しかけられますし、現地の人や係りの方もすごく丁寧に話しかけてくれるきっかけにもなっている気がしますね。旅先で人と出会い、ガイドには無い話を聞けたりお話しできたりすることは旅そのものを豊かにしてくれてる気がします。あと、こういうことってずっと忘れないでしょうしね。
一眼レフの性能やスペックや出来上がった写真の出来などは、それらに比べればさほど重要なことでは無いような気がします・・・ね。(素人ですしね~(^_^;))
今日はちゅわわさんと、いい時間を過ごすことができて本当に有意義な一日だったなぁ~。
また、撮影、そしてツーリング、行きたいですね♪
トップの画像は3つのお寺で御朱印とともにいただいたはずの花びらのかたちの「散華(さんげ)」です。
このロータスロード期間中だけの特別な記念品です。
Posted at 2013/07/15 18:55:54 | |
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