• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年08月15日

自分の源流をたどる旅 Part.2 ♪

自分の源流をたどる旅 Part.2 ♪ 6月に”自分の源流をたどる旅をしてきました♪”のブログで自分の名字の原点を探る旅をしてきました。

人にはもうひとつの名字、母方の郷里があるわけで、そこにも自分の源流を探してみることにしました。
母の郷里は広島県竹原市忠海町ということろで、最近ではNHK「マッサン」で有名になった竹原の中心を外れた郊外にあります。

忠海はかって平家の水軍がいたところで、平忠盛の海という意が地名の縁と言われています。

先祖が代々住んでいたところは、今は地名表示はないですが二窓(ふたまど)と言われる小さな集落です。
二窓
二窓 posted by (C)FLAT4

海に面したまちは多くの漁師が生計を立てています。二窓漁港は瀬戸内海の希少な魚が揚がる漁港として知られています。

二窓の港
二窓の港 posted by (C)FLAT4


二窓のひるがお
二窓のひるがお posted by (C)FLAT4


二窓の睡蓮
二窓の睡蓮 posted by (C)FLAT4


二窓の祠
二窓の祠 posted by (C)FLAT4


二窓の井戸
二窓の井戸 posted by (C)FLAT4


二窓の乳母車
二窓の乳母車 posted by (C)FLAT4

ここはまた戦国時代には小早川隆景の勇猛な武将、浦 宗勝(乃美宗勝)が領主であった地です。浦宗勝は厳島の合戦などで戦果を上げた武将です。


乃美宗勝肖像画(勝運寺蔵)by Wikipedia(public domain)

和田 竜さんの小説”村上海賊の娘”の中でも、小早川水軍最強の武将として描かれています。





忠海には浦宗勝の建てた城”賀儀城(かぎじょう)”の城跡があります。

賀儀城入り口
賀儀城入り口 posted by (C)FLAT4

このお城、今でも表通りからは簡単にアクセス出来ない場所にあり、幼いころから帰省していた私でもこの城の存在を知ったのはほんの数年前のことです。

賀儀城案内板
賀儀城案内板 posted by (C)FLAT4


賀儀城址と忠魂碑
賀儀城址と忠魂碑 posted by (C)FLAT4

遠くしまなみ海道を見渡すことができます。

賀儀城からの景色2
賀儀城からの景色2 posted by (C)FLAT4

おそらくこの砦は海の向こうから敵が攻めてくるのを見張るような位置に建てたんでしょうね

賀儀城からの景色1
賀儀城からの景色1 posted by (C)FLAT4

向かいに見える小さな島が大久野島。うさぎがたくさんいるぴょんぴょん島としても近頃人気です。戦時中は毒ガスを秘密裏に製造し、地図からも島の存在が消されていました。

床浦神社
床浦神社 posted by (C)FLAT4

後方の山の裾野には浦宗勝の建てた勝運寺があり、宗勝のお墓もここにあります。

勝運寺
勝運寺 posted by (C)FLAT4

私の先祖代々の菩提寺も同じ勝運寺で法事などもあるので現住職も先代ともとても親しくしています。そういったことからおそらく漁師集落の二窓に住む先祖は小早川水軍の兵ではなかったかと思われます。

二窓にはもうひとつ浦宗勝にちなんだ行事があります。
それが忠海東小学校で毎年8月15日に行われる盆踊り(新仏合同供養祭)です。
ここの小学校は映画”花田少年史”のロケ地にもなったところです。

新仏供養盆踊り案内
新仏供養盆踊り案内 posted by (C)FLAT4

ここの盆踊りは前年のお盆以降に無くなった方々の遺影を新仏として大きな祭壇に飾り、線香を上げて弔うその前で、遺族たちと周辺住民が供養のために盆踊りをするというものです。

盆踊り自体あちこちで行われていますが、盆に帰ってくる霊魂を弔う意味でのお盆踊りをしているのは中でも珍しいように思います。

新仏供養盆踊り
新仏供養盆踊り posted by (C)FLAT4


またここの盆踊りは独特の伝統的なもので、浦宗勝のころにつくられた唄と踊りが今も400年以上そのまんま受け継がれているものなのです。

江戸時代は一体は広島藩浅野家の領地になったためか、周りの学校などでも盆踊りはやってますがまったく違う新しいものばかりです。
もしかするとこの二窓は特に浦宗勝との結びつきが濃かったのかもしれません。




この動画は2011年に私がYoutubeに上げたものです。今年撮り直そうと思ったのですが、歌い手の方が若い方に変わってとても下手になってしまっていたのでやめました。タイムカプセルのように昔のままの風景を残している忠海、二窓も少しずつ時代の変化を感じるようになってきました。

二窓にはまだ叔父が住んでいるので繋がりはまだ残っていますが、叔父がいなくなってもこの盆踊りには毎年訪れたいなぁと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました。(^O^)
ブログ一覧 | ツーリング&ドライブ | 日記
Posted at 2015/08/22 12:38:48

イイね!0件



タグ

ブログ人気記事

お酒のススメ vol.17「清酒 ...
こうた with プレッサさん

ドゥカティ モンスター796がやっ ...
エイジングさん

キャンプギア続々と着弾
ふじっこパパさん

また、黄色いバラが⁉️😘
mimori431さん

花火は上がりませんでしたが!
らんさまさん

【開催まで1ヶ月!出展メーカー様決 ...
VALENTIさん

この記事へのコメント

2015年8月22日 15:11
FLAT4さん、待ってました~自分の源流をたどる旅!

懐かしい風景がいっぱいでなんかタイムスリップしたみたいです。

もう亡くなってしまいましたが駅前の草間書店のおばあさんには色々お世話になったんですわ。

写真に写ってましたが大久野島から本土側に渡った一基目の巨大な鉄塔は当時東洋一の高さ(220m位)を誇ってました。

私は“竹原タワー”と呼んでました(^∇^)

巨大な鉄塔なのでなかなか登れないので、点検等で先端まで登った人は記念にマジックで自分の名前を書くんですよ(^^)

あと私は行きそびれましたが、忠海駅の西側の海辺に温泉があるでしょ、FLAT4さんは行かれたことありますか?(神社から撮った大久野島がちらっと写ってる写真の岩の中にある温泉)

来年帰った時はネタ用な入りに行ってみて下さい。

コメントじゃなく御幸でお好み焼き食べながら竹原談義したいですね~(^^)

P.S.
忠海高校は某総理大臣の出身校だって知ってました?
コメントへの返答
2015年8月22日 16:41
レガバックさんお待たせしました♪

竹原はレガバックにとっても懐かしの地ですもんね。

駅前の本屋さんなんてずいぶん前に無くなったと思うのですがよく覚えておられますね。

大久野島への鉄塔、昔はなんて大きいのだろうと思いましたが東洋一だったとはびっくりです。

池田勇人元総理がたしか忠海高校の出身ですよね。私の母の母校なんで聞いたことありますよ♪
2015年8月22日 15:59
連コメ失礼します(‐人‐)

岩の中にある温泉じゃなくて、岩風呂でした。

検索したら出てきました(^^)

もっと竹原の風景が見たいので、続編を是非♪
コメントへの返答
2015年8月22日 16:47
岩風呂は小さい頃にもよく連れていかれましたよ。昆布が焼ける匂いが強くて熱くて当時は苦手でしたよ…。

大きくなって宿をやめられる前に皆で泊りに行きましたが、もう15年くらい前でしょうかねぇ。

今は料理も無くなったそうですが、昔は海の幸がいっぱい食べられたんですよ。

レガバックさんは温泉とか苦手なんですよね。

また竹原を訪れた際は、たくさんアップしますね♪(^^)
2015年8月22日 20:34
こんばんは~
先日は深夜までお疲れ様でした(笑)

お蔭様で見事にリバウンドしてダイエット効果が台無しになりました(爆)

夜中にのんびりビールやワイン飲みながらたわいも無い話をする・・・最高ですね~

広島オフも楽しみにお待ちしてますよ!
コメントへの返答
2015年8月22日 21:53
こんばんは!
こちらこそ深夜までお邪魔しました。
私も帰りはフラフラで足元が怪しかったです。

また皆で集まって騒ぐのが楽しみですね♪

2015年8月22日 21:56
こんばんは。

忠海は海岸線沿いでちょうど広島県では中間ぐらいですかね?
県の西側に広島市、東側に福山市が中心になって、竹原・三原は通過点のような感じです。
忠海も車で通ったことだけはあります。しかし、興味深い場所のようですね。城跡には行ってみたいです。
コメントへの返答
2015年8月22日 22:20
こんばんは!コメントありがとうございます。

そうですね、福山行くのも広島市内行くのも同じくらいですもんね。

呉線乗れば通りますが、車だとなかなか通らないような海岸線ですよね。

その分、近代化されてなくていいとこが残っているのかも知れません♪(^^)
2015年8月22日 23:52
なんと、あの岩風呂の常連さんでしたか!(^^)

温泉が嫌いというか、誰にも気を使わず一人でのんびり入る方が好きなんです♪

今、「日本一 高い 鉄塔」で検索したらヒットしました!!

現在でも日本一みたいです。(226mでした)

なんか、めちゃ嬉しいです~。

瀬戸大橋に50万ボルトの超高圧送電線を乗せてるので、竹原~伊予西条間の送電線は要らなくなったので中電さんに設備は売却しています。(当時は中四幹線という送電線路があったんです)

大崎上島にも忠海の鉄塔より数メートル低い鉄塔があるんですよ。

中電さんは忠海の東洋一の鉄塔に敬意を表して、わざと数メートル低く設計したと昔上司に聞いたことがあります。

来年帰省した時に奥さんや娘さんにこの話してやって下さい(^^)
コメントへの返答
2015年8月23日 9:16
おはようございます♪
いえいえ、大人になってからはほとんど行ってないんですよ。周りに温泉とかもできましたしね。
温泉で独りだとさみしくないですか?私は一人のときも露天風呂とかだと一緒に入ってる人に話し掛けちゃいますね。(^^)

あの鉄塔、そんなにスゴいものだったのですね。小さい頃海の絵を描いたら必ずあの鉄塔を描いてたのを思い出しましたよ。

大崎上島にもまた行きたいなぁ。また家族に話しますね♪(^^)
2015年8月24日 12:40
FLAT4さんに良い情報をおしえちゃいます!

大崎上島、むちゃ味のある古い町並みがあるんですよ~。

周辺の島にも色々と…

世界中からオーバーホールの依頼がある伝説の時計店も大崎上島にあるんですよ(^^)
コメントへの返答
2015年8月24日 12:51
こんにちは♪
有難うございます.

大三島やとびしま海道は行ったことがあるんですが、大崎上島には行ったことがないんですよね。ブルーベリーとかおみやげにもらったことはありますが、今度自分で行ってみたいと思います。有難うございます。

周辺だと大崎下島にも御手洗地区という古い町並みがあるんですけどそちらも大好きなところです。こちらの島にも有名な時計のお店がありますね。(^^)
2015年8月24日 19:45
FLAT4さん、いっぱいコメントしてすいませんね(^-^;

竹原近郊エリアネタは萌えちゃいますよ。

有名な新光時計店さん、検索してみたら大崎下島でした(^^)

世界中からアンティークウォッチが送られてくるんですよ( ☆∀☆)
コメントへの返答
2015年8月24日 20:43
レガバックさん、こんばんは!

まさか竹原の人たちもこんなに竹原愛のあるブログが盛り上がってるとは思わないでしょうね♪

時計屋さん、以前訪れた時はやってましたが、テレビに取り上げられて修理が殺到してから修理は中断してるみたいですよ。(^^;
2015年8月25日 18:38
FLAT4さん、こんばんは(^∇^)

ほんとですね~、まさかみんカラ内のブログで竹原ネタで(しかも超マイナー)盛り上ってるなんて思わないでしょうね~(゜∇^d)!!

私も竹原ネタあるのでまた暇になったらアップしますね(^^)v

今日もお疲れさまでした。
コメントへの返答
2015年8月25日 22:43
レガバックさん、こんばんは♪

竹原ってマイナーなんですけど、マッサンのおかげでかなり有名な観光名所になってしまったみたいです。太華園もお昼に行ったら1時間半待たされましたからね。

もう少し無名の田舎のままでいてほしいなぁなんて思う今日このごろです。
2015年8月26日 19:10
わかります、わかりますとも…

“私だけの町”じゃなくなる寂しさ…

そっとしてほしい場所って誰でも一つ、二つ持ってますよね☆
コメントへの返答
2015年8月26日 19:30
レガバックさんならわかっていただけると思っておりました(^^)

私たちが書くようなブログでも、素敵な場所や地域の風物詩が寂れずに残ってくれる一助になるかもと思っていますが、一過性のブームがまちを壊さないといいですね。
2015年8月28日 21:25
こんばんは^^

早速の有言実行☆お疲れ様でした*^-^*
こうやって自分の源流をたどる旅をされて、
その地の歴史も学べてなかなか面白そうですね♪
去年同じようにお友達の旅にお付き合いさせていただきましたが、
自分の事でなくてもとても感慨深く思いました*^-^*

緑も多く海もありとてもステキな田舎町ですね.*☆何だか落ち着きます^^
伝統的な盆踊りも絶えることなく後世にまで受け継いで欲しいですね♪
コメントへの返答
2015年8月28日 22:06
カースさんこんばんは!

祖父母の墓参りを兼ねての旅となりましたが、集落をカメラを持って歩くといつもとは違った素敵な風景に見えてよかったです。

カースさんも昨年同じような旅をされたのですね。お友だちも私みたいな歴史好きなのでしょうね。また拝見したいと思います。

忠海は年中穏やかな気候の地で夏は涼しく冬も温暖ないいところです。エデンの海と呼ばれるこの海と盆踊りに集まる人々が変わらないでいてくれることを願っています♪(^^)

プロフィール

「ブドウがみん友さんから届きました~👍
有り難うございます!😊」
何シテル?   08/25 11:21
水平対向4気筒エンジンにちなんだHNで”FLAT4(フラットフォー)”と申します。 お出掛けと写真と愛車メンテの記録が中心です。 2006年にみんカラを...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3 456789
10111213141516
17181920 2122 23
24252627282930
31      

リンク・クリップ

STI オイルフィラーキャップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/17 20:54:46
WRXワンオフステアリング開封の儀 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/16 06:53:47
スバル(純正) 地図更新ソフト(DIATONE) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/17 14:15:24

愛車一覧

スバル WRX STI スバル WRX STI
CBA-VABE4EH-66C "STI type RA-R"[No.10/500] R ...
スバル R1 スバル R1
「小さいことの贅沢を味わう。R1。」 そのクルマは、乗る人の価値観を映し出す。 小さなボ ...
日産 プリメーラ 日産 プリメーラ
私の黒歴史のクルマです。 子どもがカミさんのお腹の中にできてFD3Sの乗り心地の悪さに夫 ...
ダイハツ アトレー ダイハツ アトレー
ダイハツ・ハイゼット・アトレーL 初代アトレーです 4MTのFR この赤茶色でした 大 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation