2011年度第1次補正予算案に関する28日の衆参両院の本会議では、野党議員から菅直人首相に対し「官邸を去るべきだ」「菅災だ」などと、辛辣(しんらつ)な批判が相次いだ。
自民党の塚田一郎参院議員は、首相が21日に東日本大震災の被災地の福島県を視察した際、一部の被災者に声を掛けず避難所を去ろうとして「もう帰るのか」と非難されたことに触れ、「心の通っていない対応を象徴している。あなたが立ち去るべきは避難所ではなく首相官邸だ」と退陣を求めた。
みんなの党の小熊慎司参院議員も「統一地方選での民主党の凋落(ちょうらく)ぶりは、菅内閣の震災・原発対応への国民の批判的評価の表れだ。補正予算成立後、首相として最大の貢献となる辞任の決断を期待したい」と迫った。
公明党の斉藤鉄夫衆院議員も「今回の天災への対応は、初動の誤りと対応の遅さで人災へと広がった。誤った政治主導が招いた政治災害であり、菅首相による『菅災』と言わざるを得ない」と痛烈に批判した。
首相はこうした批判に直接反論しなかったが、震災対応について「身を引き締めて政策遂行にまい進したい」などと強調した。
言われても仕方のない体たらくでもう何も言うこともないが、バ菅が総理に居座るとそれだけ復興が遅れることは間違いないだろう。ついでに民主党も政権を返上して野に下るべきだろうが、権力欲だけは天下一品なのでなかなかそうは行きそうにない。
どうしてこんなに知恵がないのか、権力闘争ばかりしているのか、よく分からんが、要するに政権を撮るためにあれこれ見繕って寄せ集めた政党だからだろう。それと格好をつけて知恵もないのに政治主導などと意地を張ったせいだろうか。実務に関して付け焼刃の政治家の勉強など歯が立つわけもない。
要は知恵を出させて構想を練り上げさせ、それをやるかやらないかの決断をすればいいのだろうに、位置から全部やろうとしても原発は滑りまくるし、復興は手に付かない。もっともバ菅が辞めても次に来るのが誰になるだろう。小沢などと言い始めたが、あれだけ嫌っていたのを遂に世論も事ここに至っては押さざるを得ないのだろうか。
どこを向いてもこれと言うのがいないとは政治家も人材不足だろうか。石破総理・小泉官房長官なんて組み合わせも面白いかもしれない。あり得ないだろうが、・・・。
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2011/04/29 01:10:08