産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査の「今、日本の首相にふさわしいのは誰か」との質問で、枝野幸男官房長官が前回調査(4月23、24日)より2ポイント増の10・0%でトップに躍り出た。同様の質問で、枝野氏が2桁の支持を集めたのは初めて。枝野氏は30日の記者会見で「勘違いしないように気をつけたい」と自らを戒めた。
枝野氏を選んだ回答者の内訳をみると、20代、30代、40代の女性の比率が高く、それぞれ約2割が支持。支持政党別では「無党派層」の1割強が支持した。連日の記者会見などメディアへの登場回数が多いうえ、安定感のある発言が好成績につながったようだ。
前回調査で首位だった民主党の小沢一郎元代表は、8・4%で2位に。小沢氏の場合は男性の比率が高く、特に30代と50代の支持(約15%)が多かった。一方、存在感が希薄だったのが自民党の谷垣禎一総裁。前回の2・9%からさらに1ポイント下がり、1・9%だった。
AKB48の総選挙じゃないんだから、「枝野ちゃん、ぽっちゃりしていてかわいい」とかそんな理由で選んでいるんじゃないだろうな。だから日本の民度は低いなどと言われてしまうんだ。
仙谷由人官房副長官が30日の記者会見で、産経新聞などの世論調査で、東日本大震災の政府対応を評価しない有権者が多いことに色をなして反論する一幕があった。
まず仙谷氏は、仮設住宅の建設が計画より遅れていることについて「市町村のマンパワーの違い、あるいは市長さんの力が違うからだ」と、責任を自治体に転嫁。その上で「対応が『遅れている』と言うのは『木を見て森を見ず』か『一事が万事』みたいな極端な話だ」と批判した。
記者団が「それは国民が『木を見て森を見ず』ということか」と追及すると、「そういう部分も全くなきにしもあらずだ」と言い切った。
仙谷氏は官房長官時代にもたびたび「世論批判」を炸裂(さくれつ)させた経歴の持ち主。この日は久々に「仙谷節」復活となった。
「国民は、木を見て森を見ず、政治家は足元を見つめて3歩先の崖を見ず。」世論はどうしてこの人を総理候補に選ばないんだろう。毒を以て毒を制するには良いかも知れない。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/05/31 23:11:59