自民、公明両党が民主党政権を攻めあぐねている。両党は、臨時国会の審議に応じる条件として「年内の衆院解散・総選挙」の確約を求める方針だが、野田首相は解散時期の明示を拒否しており、接点が見いだせないためだ。内閣不信任決議案も野党だけでは可決ラインに届かず、決め手を欠く。自公両党内では焦りの色も濃くなっている。
自民党の安倍総裁と公明党の山口代表は5日、国会内で会談し、年内の衆院解散・総選挙を首相に迫っていくことで一致した。安倍氏は会談後、記者団に「必要な法案を通すために何をすべきか、その答えを我々に示してもらいたい」と強調した。国会召集前に行われる予定の民主、自民、公明3党の党首会談で、首相が「近いうち」に行うとした解散・総選挙の時期を含め、何らかの提案を行うよう首相に求めたものだ。
自公党首会談では、民主党の「先送り戦術」を警戒する声も出た。同席した公明党幹部は「民主党の輿石幹事長は、3党党首会談を何度も開いて首相に頭を下げさせ、『わがままなのは野党』と印象づけるつもりだ」と指摘し、まず3党の幹事長会談で方向性を出すべきだと主張した。
民主党は苦しくなるとその場しのぎの公約だの政策だのを口走り、その後はとぼけまくりしらばくれ権力の座にしがみつこうとする。3年前は破竹の勢いの300を超える議席を有していたのに今では過半数割れ間近の240半ば、解散などすれば党自体が消滅しかねない状況で国益を損ねようが、国民が困ろうが、解散などするわけもない。そんな状況で臨時国会など開けばほとんど袋叩き状態でろくな答弁もできないのだから臨時国会など開きたくもない。ただ一つ、民主党が得意な手はのらりくらり右へ左へ言を弄して逃げまくることだ。民主党ともっとも似つかわしい動物は「ぬたうなぎ」だと言ったら「ぬたうなぎ」が怒るだろうか。まあ、国益を損ねようが、国民が困ろうが、この政権を選んだのは主権者たる国民だから文句も言えまい。来年の夏が過ぎるまで民主党とコケまくるしかないだろう。
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2012/10/06 21:51:48