2016年01月22日
大型二輪に乗ろう(恋人はCB1300スーパーボルドール)
大型二輪教習を受けに来ているおじさん、CB750の重さとクラッチの重さに閉口したと言う。「連続教習2時間は無理です」などと弱音を吐くので、「そんなことを言ったら免許を取って遠出すれば一日中クラッチを握っているんですよ」と檄を飛ばしておいた。
バイクは最初は緊張するのと怖いので体中に力が入って腕も手も背中も腰もみんな痛くなる。これで長距離を走れるのだろうかなどと不安になってくるが、それはバイクのせいではなく自分の未熟のせいなので、慣れてくると自然に力が抜けて良い姿勢で楽に、そしてより安定したバイクの操作が出来るようになる。そう言ってやると、おじさん、「そうですか。早くそうなりたいですね」と腕をさすりながら言っていた。
このおじさんは、今、YZF-R3の購入交渉をしていると言う。大型二輪免許を取るのにどうして普通二輪を買うのか。そこで、「買うなら絶対に大型バイクを買った方がいい。絶対に後悔するから、もう一度考え直せば、・・」と言うと、「大型バイクは高いから、・・。」と言う。
「YZF-R3でも乗り出し7、80万くらいでしょう。750から800クラスなら100万程度で買えるものもある。YZFに特別な思いがあるならともかく、そうでないならもう一度検討し直した方が良い」と言うと、「CBR600RRはどうですか。」と言う。
「普通に乗るならCBR650FかNC750辺りがいいんじゃないですか」と言うと、どうもRRがお気に入りらしく、「CBR600RRを軸にもう一度検討してみます」と言って帰って行った。
そう言えば僕はCB1300SBに一目ぼれしてCB1300SBに乗りたい一心で大型二輪免許を取って、実車も見ずに、商談も下取りも、「そっちの言い値でいいから契約書を作っておけ」とパスして購入してしまった。どうしてCB1300SBをそれほど好きになったのか分からないが、感情なんてものはそんなものだろう。
僕は独り者なんで、たまに、「再婚は、・・。」なんて話があるが、もう結婚などと言う七面倒なことはご免被る。それよりもトラッドな落ち着いた姿ながら誇らしくピンとテールを跳ね上げたCB1300SBの方が、ずっとセクシーだ。走りながらタンクをそっと撫でるとそのきれいな曲線の手触りにぞくっとすることがある。
遠出するとパーキングなどでバイクにもたれかかって寝てみたいと言う誘惑に駆られることがあるが、「死んでいるんじゃないか」などと騒ぎになるといけないので自重している。他の教習所の人は、「息子に危ないからとキーを取られてバイクを売らざるを得なかった」などという人もいるが、そんなこと大きなお世話だ。誰にも言わせるものか。他人に迷惑をかけずに乗れるうちはバイクに乗ってやろうと思う。
ブログ一覧 |
バイク | 日記
Posted at
2016/01/22 16:36:00
今、あなたにおすすめ