2016年01月23日
日本は重大な脅威に直面しているが、報道は相変わらずSMAP、ベッキーさんに献金疑惑、・・。
北朝鮮が4回目の核実験を強行したことにより、朝鮮半島情勢に暗雲が垂れ込めている。米軍は核弾頭を搭載可能なB52戦略爆撃機を韓国で低空飛行させ、北朝鮮を強く牽制。韓国軍も南北軍事境界線付近で対北宣伝放送を再開し、前線の北朝鮮兵士らの動揺を誘う作戦に出た。これに対し、北朝鮮は境界線近くに無人機を飛ばし、韓国軍が警告射撃を行っている。
日本も大気中の放射性物質を収集するため集塵装置を取りつけた航空自衛隊「T4練習機」を派遣。米韓両国と首脳レベルで連携強化を確認し、緊迫する朝鮮半島情勢の情報収集と分析を進めている。
北朝鮮は、日本を射程に収める弾道ミサイルを大量に保有し、実戦配備を終えているとされる。北朝鮮が主張する「水爆の保有」は疑問視する向きが多いが、核実験により北朝鮮のミサイルの核弾頭化・小型化が一層進むことはほぼ確実といえる。
近く北朝鮮によるミサイル発射の可能性も指摘されており、防衛省幹部は「北朝鮮の脅威は一段階引き上げられたと見るべきだ」と警戒を強める。
北朝鮮の脅威増大は、日本に深刻な脅威をもたらしかねない。北朝鮮と米韓が衝突する朝鮮半島有事が発生すれば、日本の存立にも関わる事態に発展する可能性もある。今年3月に施行される安全保障関連法の適用も現実味を帯びることになる。
防衛省が最も懸念しているのは「軍事境界線付近で起きる南北の小競り合いから生じるエスカレーション」(幹部)だ。こんなシミュレーションが無理なく成り立つという。
韓国軍が行う軍事境界線付近での対北宣伝放送に対抗し、北朝鮮が砲撃する。韓国側に多数の死傷者が発生。韓国軍は応戦し、そこに在韓米軍も加わって大規模な紛争に発展する-。
その時、自衛隊はどうするのか。さらにシミュレーションを続ける。
大規模紛争に発展したことを受け、まず自衛隊による後方支援が可能な「重要影響事態」を認定し、米軍への給油活動などを開始する。さらに、進退窮まった北朝鮮が弾道ミサイル発射の兆候を見せ始める。米海軍は公海上にイージス艦を展開し、弾道ミサイルへの警戒を開始。弾道ミサイル攻撃の警戒に当たるイージス艦は、航空機や潜水艦などによる攻撃への備えが手薄になるため、米国はイージス艦の防護を日本に要請する-。
戦時中の米艦防護は国際法上、武力の行使に当たるため、実行するには集団的自衛権を発動する必要がある。政府は国家安全保障会議(NSC)を中心に対応を検討。放置すれば米軍のイージス機能が失われ、日本が弾道ミサイルの標的になる可能性が高いことや、北朝鮮が「米軍を支援する日本を火の海にする」などと宣言していることからも、政府は集団的自衛権行使を可能にする存立危機事態の要件を満たすと判断した-。
こうしたシミュレーションが、絵空事では済まされないのが、今の朝鮮半島の状況といえる。
ミサイルを撃てば北朝鮮は終わるので滅多やたら撃たないだろうとは思うが、自暴自棄になればどうなるか分からない。保有しているミサイルを南と日本に向かって発射すればSM3やPAC3で迎撃しても相当数が国内に着弾して、相当の被害が出るだろう。日本は集団的自衛権は戦争法案だと反対する向きも多いし、報道と言えば閣僚が金をもらっただの、SMAP、ベッキーさんが主流だが、ミサイルが落ちて被害が出ても戦争反対というのだろうか。それとも株価と同様にミサイルが飛んで来たのは政府の責任だと追及するのだろうか。
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2016/01/23 11:44:46
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