2016年08月07日
大型二輪に乗ろう(挑戦が実り晴れてハーレー乗りへ)
ハーレーに乗りたいと大型二輪に挑戦された60代の方は無事に卒業検定に合格されて卒業されて行かれた。非常に滑らかなライディングで全コースを走り抜き全く危なげのない文句ない走りだった。ただ、スラロームと一本橋は若干安全に振ったようで若干の時間減点があったようだった。
でも、100点満点でも70点でも合格は合格だからねえ。全体としては全く文句のない走りで、立派なものだった。同じように走ってみろと言われても多分できないと思う。すでにバイクもお買いになったと言うことなので免許が発給されればすぐに乗れるだろう。
今日は1名の受験生が転倒で検定中止となったほかは9名が合格した。合格率で言うと90%だから試験場の一発試験10%強(普通二輪は10%台後半とか)とは比較にならないほど甘い。一発中止行為をしないで普通に走ればまず合格、二輪の検定で減点超過で落ちたのは見たことがない。だからお上は、「教習所の卒業検定はレベルが低すぎる」と文句を言ってくる。
まあ、実技検定だけではなくていろいろと甘いところもあるが、それは教習所も商売だからお上が言うようにやっていてはみんな潰れてしまう。この辺は永遠に埋まらない溝があるが、お上も自分のところだけでやろうとしたら人や設備の問題があって警察か免許制度か、どちらかが崩壊してしまうので敢えてそれ以上は言えないのだろう。
教習所を卒業した教習生を抽出してお上が再検定をやるとなんと合格率は20%強と言う。お上は逆上して、「なんだ、この体たらくは。貴様ら上役人を愚弄しているのか。もっと精進せい」と言ってくるが、教習所はそんなに落としていたら商売あがったりだ。でも表向きは、「仰せごもっともにございます。さらに精進を重ねます」と頭を下げるふりをしながら風が収まるのを待つ。
日本の教習所は車の動かし方以外何も教えないと言う批判もあるが、それはお上が作ったカリキュラムに従っているのでどうしようもない。いずれにしても今日は60代の方の挑戦が実ってよかった。僕が知る限りこの教習所の大型二輪免許取得者最高齢ではある。
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Posted at
2016/08/07 16:41:08
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