中国共産党機関紙・人民日報は6日、中国・杭州で4、5日に開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合の議長を務めた習近平国家主席が5日に安倍晋三首相ら6カ国首脳と個別に会談したことを写真付きで報じた。日本以外の首脳とは2国間の友好を表すそれぞれの国旗の前で習氏が握手する写真を掲載したが、習氏と安倍首相の写真の背景は会場となった室内の壁。日中間にはなお「壁」があるようだ。
初めて「会見」と表記
習氏はG20に合わせ、20カ国・地域のうち7月12日に会談した欧州連合(EU)のトゥスク大統領とユンケル欧州委員長を除き、日米英など全18カ国の首脳と会談。人民日報は全て写真付きで報じ、国旗がないのは安倍首相だけだった。
安倍首相と習氏との会談会場にも両国の国旗は掲げられたが、日本側同行筋は「国旗の前で写真を撮る暇が無かった」と説明する。
習氏は2014年11月と15年4月の国際会議の際にも安倍首相ら各国首脳と会談し、人民日報の写真では2度とも安倍首相と習氏の後ろには国旗がなかった。しかも他の首脳との会談の写真説明は「会見した」と記したが、安倍首相との会談だけは「応約会見」(誘いに応じて会見した)という言葉を使い、あくまで安倍首相の求めに応じたという語感を出した。
今回は安倍首相との会談の写真説明も初めて「会見」と表記した。SMBC日興証券の肖敏捷・中国担当シニアエコノミストは「双方とも歩み寄りの意思があるのではないか」と指摘した。いつ国旗が背景にある写真が掲載されるのか、今後も日中外交筋や経済関係者らの注目を集めそうだ。
中国の本音
昔は朝貢国だったくせに日清戦争で手酷い敗戦を喫し、日中戦争ではコテンパンにやられ、そして今も日本がなければ中国の東シナ海、南シナ海支配はほぼ完成していはずだ。太平洋戦争で米国にあれだけ完膚なきまでに叩きのめされたのに70年で復活してわが行く手に立ちはだかる。それはもう八つ裂き、釜茹でにして豚に食わせても飽き足らないくらい憎たらしい国だ。そんな国の親方と誰が笑顔で国旗を掲げてその前で握手なんかするものか。
そんなところかな。
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Posted at
2016/09/07 14:36:40