米大統領選は8日(日本時間9日)、開票され、共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が獲得した選挙人が過半数を超え、民主党のヒラリー・クリントン上院議員(69)を抑え、当選を確実にした。来年1月20日、第45代大統領に就任する。放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は“米国の選択”をバッサリ斬り捨てた。
米国へのリスペクトを失ってしまった。大統領は「ああ、良いかもしれない」で決めることではない。トランプに大統領をやらせるのは、何の経験もない人に心臓手術を頼むようなもの。歯槽膿漏(のうろう)になったら歯医者に行くでしょ?車が壊れたら自動車工場に行くでしょ?専門家ってそういうこと。
しばらくはとても面白いと思う。大統領をやる能力がないことを分かっているはずだから、副大統領にめちゃくちゃ権限を与えて政治を握らせると思う。だけど副大統領に据えるマイク・ペンス(インディアナ州知事)は価値観が古い。大丈夫かなって心配になる。
大統領になったからこそ出てくるスキャンダルもあるだろうね。米国メディアは7~8割が民主党びいき。これまでのビジネスとかいろいろ責められるんじゃないかな。ヒラリーも素直に黙るとは思えないしトランプ降ろしが過熱するだろう。
政治に関しては、今まで言ってきた暴言を実行できるか。言ってきたことがむちゃくちゃだから、周りの政治家に説得されておとなしくなってしまうと思う。だけど、支持者にはクレージーな人がいっぱい。「そうですか」って言って引っ込むとも思えない。どうなってしまうのか興味があるね。
指導者と言う立場は細かい政治の手続きなど知る必要はない。スタッフから上がってきた情報やブレインからの助言を参考にして状況を認識し、取るべき対策について決断すればそれでいいのだから経験云々はあまり関係ないのではないだろうか。ただ政治の世界にはそれなりのしきたりや手続きがあるんだろうからその辺は取り巻きの言うことをよく聞いて理解していかないといけないだろう。いずれにしても少なくとも4年間は米国一国だけではなく世界のかじ取りをしていかないといけないのだから大変だろう。今までは言いたい放題でよかったんだろうけど、・・。
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2016/11/10 12:09:59