2016年11月10日
トランプリスクは何だったんだの株式市場、・・そして外為も、・・。
10日の日経平均株価は、米株高、ドル高を背景に前日比1092円88銭高の1万7344円42銭と3日ぶりに大幅反発して取引を終了。上げ幅は2月15日の1069円97銭を超え、今年最大となった。東証1部の出来高は32億33万株、売買代金は3兆4125億円。騰落銘柄数は値上がり1935銘柄、値下がり48銘柄、変わらず3銘柄だった。市場は、米トランプ新大統領への期待感からインフラ投資関連株などに物色の矛先が向かったが、具体的な政策はこれからで、注意深く見守りたいと言うが、これまでの「トランプリスク」や昨日の大下落は何だったのか。要するに市場の動向など対してみてもいなければ分析もせずに、「ひやー、トランプが勝っちまった。売れ、売れ」とその程度と言うことなんだろう。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は海外市場で反発した勢いを受けて大幅上昇した。実需の売りや短期筋の利益確定売りに上値を抑えられる場面も見られたが、株価が急伸する中で終盤まで堅調さを保った。午後5時現在は1ドル=105円62~63銭と前日比2円30銭の大幅ドル高・円安だった。前日の米国市場が、株価と長期金利がともに上昇したことからドル円は105円台半ばで推移。東京市場も始まりからこの流れを引き継ぎ、一時105円95銭まで反発。しかし、約3カ月半ぶりのドル高水準となったため国内輸出企業と短期筋による売りが出て一旦105円を割り込む展開となった。午後は日経平均株価の急反発に支えられて再びリスク選好となり105円70銭目前まで値を戻した。終盤も買いが優勢で105円台後半で推移した。目先の相場については欧米市場で株価と金利の上昇が続けば106円を抜ける可能性があるが、久しぶりの高値で利益確定目的の売りが出やすいそうだ。トランプ氏の政策の実現性が怪しい中、これ以上の株高とドル高は浮かれ過ぎ。週末にかけて調整売りの動きが強まると言うシビアな見方もあるようだが、相場も当てにはならんからなあ。
今日はどの銘柄も大きく上げた。IHIと三菱UFJが11%台、こんなの初めてだな。三菱重工、コマツが10%台、ホンダが8%台、上げ幅が最も低かったのがトヨタとパナソニックの元F1コンビで5%台だった。大体、パナソニックなどF1のよしみで買ったんだけど、・・。そんなことはどうでもいいが、相場というものもつくづく感極まるほどいい加減なものだ。これまでの「トランプリスク」とか言っては相場が下げてきたのはどうしたんだ。いい加減なのかそれをネタにして仕掛けていたのか、まあ相場もよく分からんなあ。
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Posted at
2016/11/10 23:55:38
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