亡くなっても誰からも発見されず、無残に虫の餌食になる痛ましい孤独死者数は、この10年間で3倍にも増加している。その中でも急速に増えているのが40代からの「団塊ジュニア」世代だ。今なぜ彼らは「孤独に死する」のか? その実態に迫る。
◆最も多い孤独死は離婚後の一人暮らし
大阪府に住む50代の男性は、死後3週間で床に突っ伏した状態で、近隣住民からの通報で発見された。20代前半で結婚し、妻、娘とともに家庭生活を送っていたが、40代半ばで離婚してからは妻子とは疎遠に。その最期は、もがくような姿で亡くなっていた。部屋には小豆のようなハエのサナギが床一面に散らばり、蛆が這い回る、あまりにも無残な状態だった。変わり果てた父親の末路に、遺体確認にきた娘は絶句していたという。そうした離婚男性の孤独死が近年多発していると、大阪で特殊清掃を営むダイウンの山本直嵩氏は証言する。
「離婚した男性は、引け目を感じてか、子供や元妻と連絡を取らなくなることが多い。自分の様子を心配してくれる人もおらず、万が一死ねば誰にも見つかることなく、遺体の腐敗は進行。遺族にも迷惑を掛けるケースが多いですね」
山本氏の現場では、孤独死のほとんどが離婚後、単身生活を余儀なくされた中年男性だという。彼らに共通しているのが、食生活の乱れと推察される現場の様子だ。
「例えば、カップ麺の空容器に汁が入ったまま大量に残されていたり、コンビニのお弁当が食べかけで床に投げ捨ててある。まるで、部屋がゴミ箱みたいな様子ですね。コンビニのチキンの骨が部屋の中に大量にあり、その骨に埋もれるように亡くなった人もいます」
しかし、そんな悲惨な現場を訪れた遺族の反応は薄いという。
「現場を訪れた遺族が、故人の死を悲しんでいる姿をまだ一度も見たことがありません」(山本氏)
孤独死は、生前の人間関係を映す鏡なのかもしれない。
うーん、男は悲惨だなあ。確かに医者にかからずに急死するのは男が圧倒的に多い。10対1以上だろう。生物学的に男の方が女よりも弱いことと衣食に関して自立できないところが一番問題なんだろう。しかも男は精神的に脆い。一人になって寂しくて酒に溺れるとか、・・。一人で自由に生きられるんだから大いに人生を謳歌すればいいと思うのだが、・・。女の場合は離婚すると余計な負担がなくなって元気になると言う。男も同じだと思うんだけどねえ。男性諸君、何よりも衣食の自立を目指そう。偉そうなことを言ってもそれなしでは自立はおぼつかない。
ところでゴミ屋敷は男よりも女の方が多いかもしれない。これは生活が乱れてと言うのではなくて片づけられない症候群で話を聞いても理解ができないが、要するにものを整理整頓できないらしい。知的で品が良くて清楚な感じがするアラサーのさる女性宅の中を見て固まったことがある。とにかく家の中一面にものが散らばって床が見えない。衣類、生活用品、新聞、雑誌、食料品、その中にまるで山の中の踏み跡のように何となく通路のようになっている部分がある。その踏み跡で居間、寝室、台所、バストイレがつながっているようだ。寝室も物が散乱して積み上がっていてどこで寝ているのか分からない。片隅に丸めた布団のようなものがあるのでここで寝ているのかもしれない。でも広げる場所などない。うーん、この知的で清楚そうな女性がまさかここで暮らしているのが信じられなかった。この手の女性の部屋は結構見たので女性に多いのかもしれない。男の場合はただ不精と言うことになる。
で、話を戻すが、世の男たちよ、まず第一に衣食に関して自立できないと男の自立はない。次は住、いわゆる掃除洗濯の類、・・。これが第二関門になってゴミ屋敷へと、・・。男の自立への道は遠いなあ。
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2017/03/26 11:38:26