米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設で、宜野湾市民でつくる「宜野湾市民の安全な生活を守る会」(平安座唯雄(へんざ・ただお)会長)は5日、県が国を相手に移設工事の差し止めを求めた訴訟への参加を那覇地裁に申し立てた。「辺野古移設阻止」を掲げる翁長雄志(おなが・たけし)知事が同飛行場の危険性除去をいたずらに遅らせ、市民の安全を無視しているとして、法廷で「即刻の却下」を訴えたいとしている。申し立てを受けて地裁が参加の可否を判断する。
平安座会長は申し立て後、県庁で記者会見し「翁長知事はどこまで宜野湾市民の安全を保証しないつもりか。市民は戦後72年間も普天間飛行場との共生を強いられてきたくびきから解放されたい」と強調。「翁長知事には、現実化している普天間飛行場返還の道筋を無駄な裁判闘争で二度と邪魔してもらいたくない。一日も早い辺野古での代替施設完成と普天間移設実現を待っている」と訴えた。
地裁に訴訟参加を申し立てた「宜野湾市民の安全な生活を守る会」のメンバーは8人。行政訴訟法22条は、裁判所が訴訟の結果を受けて権利が害される「第三者」の参加を規定しており、「守る会」は法廷の場で「市民の思い」を主張したいとしている。
辺野古移設工事の差し止め訴訟は10日に第一回口頭弁論が行われる。裁判所が「守る会」の参加を決定するかは不透明だが、記者会見に同席した徳永信一弁護士は、昨年9月の福岡高裁那覇支部判決が「辺野古移設工事をやめるには普天間飛行場による被害(騒音、危険性)を継続するしかない」としたことを指摘し、「裁判所が参加を決定するに足る法律上の利害関係がある」と自信を示した。
頭の上を飛ばれている住民からすれば主義主張も政治姿勢も関係ない。とにかく一刻も早くどこかに移設してくれと言うのが本音だろう。本土が基地を引き受ける運動とかアホなことを言っている手合いもいるが、軍事施設と言うのはどこでも良いと言うわけではなく戦略的な理由があるからそこにある。普天間を廃止して代替施設を北海道へなどと言うことはあり得ない。今そこにある危機を除去するためには辺野古移設が最も現実的だろう、・・(^。^)y-.。o○。
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2017/10/06 15:36:03