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イイね!
2017年10月11日

「ヴィッツ改めヤリス4WDターボWRC仕様」、2020年に発進とか、・・(^。^)y-.。o○。




各メーカーから東京モーターショーの出展車概要発表が相次いでいます。今回も次世代を予感させる華やかなコンセプトカーが数多く登場しますがしかし、どのクルマもそのまま市販車として登場することはほぼありません。技術やデザイン、あるいは文字どおり「コンセプト」が引き継がれることは数あれど、中には最初から打ち上げ花火のように「ショーモデルのみ」で市販開発につながらない計画だったり、あるいはプロジェクトそのものが開発過程で途絶することもまた、よくある話です。
 

そんななか、前回(2015年)の東京モーターショーで中心的な話題車となったトヨタS-FRに関して、新たな情報が入ってきました。本企画担当、当時のプレスブリーフィングに立ち会い、トミカが発売した同車のミニカー(コンセプトカーとしては異例)も購入したのですが……。


■「立ち消え」から「復活」、そして再び……
 
前回、2015年の東京モーターショーで初公開されたトヨタのコンパクトFRスポーツ、S-FR。期待は大きく、本誌ベストカーでも頻繁にその後の開発状況を報告してきた。途中、「開発中止」の情報が入ってくることが何度かあり、誌面でもその旨をお伝えしてきたが、いつもその後で「やはり再開したらしい」という報告が入り、ひと安心。そんなことを繰り返してきた。本誌はS-FRの情報を常に追ってきたということだが、ついにその時がきてしまったというべきだろうか。2017年7月に、トヨタ社内で正式に開発中止が決まったという。
 
もともとS-FRはトヨタの加藤光久副社長が開発を主導してきたクルマで、「できるだけ安く、現代版のヨタハチを世に送り出そう」と計画したものだった。しかし、加藤副社長は6月に退任(相談役に就任)。その人事を境に、S-FRは一気に開発中止に舵が切られたのだという。
 
ここからは本誌の推測だが、おもにコストの問題で、何度も開発が中止になりそうになっていたのを押さえてきたのが加藤元副社長だったのかもしれない。しかし、その後ろ盾がなくなったことで、S-FRは結局幻に終わったということなのだろうか……。


■かたちを変えても志は受け継がれる
 
S-FRが需要の間口が狭いクルマだったことは確かだ。低価格のコンパクトFRスポーツはクルマ好きにとって最高だが、実質2シーターの小型クーペではやはり台数を稼げない。残念だが、現実的な判断をすれば、やはり無理があったかもしれない。しかし、トヨタとしては「若年層にアピールできるスポーツモデル」というコンセプト自体を諦めたわけではない。そこでS-FRの代わりに出てきたのがコンパクトサイズの1.6Lターボ4WDスポーツ。その開発がS-FRと入れ替わるようにスタートしたという。
 
驚くべきは、この1.6Lエンジンが3気筒ということ。ダウンサイズが進む近年、欧州で3気筒エンジンはめずらしくないが、それでも1.0~1.5Lまでが主流で、1.6L以上は4気筒にするのが普通。トヨタはこの新開発エンジンで、その常識を打ち破ろうとしている。このクルマの開発を主導するのはGAZOO Racingカンパニー、GR開発統括部。ミスター86で有名な多田哲哉氏が率いる組織で、その部下にあたる森和生氏が開発責任者になるといわれている。森氏ももちろんS-FRの開発に携わっていた人物。リベンジ、というわけでもないだろうが、パッケージは変わっても「若者にアピールするスポーツモデルを作る」という目標は変わらない。
 
では、この3気筒1.6L直噴ターボ、4WDというユニットはどのクルマに積まれ、いつ頃登場するのか? ずばり、次期ヴィッツに搭載され、2020年の市販化を目指している。次期ヴィッツは世界共通の車名「ヤリス」に変わることが決まっていて、ヤリス4WDターボとして登場。もちろん、そのクルマがWRCマシンのベースモデルとなる。


■ターゲットはBMW、WRCからの技術フィードバックも
 
現在のGRE(グローバルレースエンジン)は1.6L直噴ターボで「4気筒」という規定があるなかで、なぜ3気筒を選んだのかは不明だが、将来的な規定の変更を睨んでのものかもしれない。出力、トルクなどの情報は入っていないが、ひとつ指標となるエンジンがある。それはBMWの3気筒1.5L直噴ターボだ。BMW1、2、3シリーズやMINIなどに搭載されている新世代のロングストローク型エンジンで、3気筒とは思えない滑らかなフィールが魅力のユニット。BMW118iでは136ps/22.4kgmを表示しており、JC08モード燃費は18.1km/Lとなっている。
 
このエンジンは118iという車名のとおり、4気筒、1.8Lのリプレイスになるダウンサイズユニットで、スポーツ性よりもエコ性能を重視したタイプ。しかし、同じ3気筒1.5Lでも、BMW i8に積まれているB38K15A型は231ps/32.6kgmのスペックなのだ。
 
トヨタが目指す3気筒1.6L直噴ターボのスペックは、当然このあたりだろう。BMWよりも100cc大きいということもあり、250ps/35.0kgm以上も充分に可能。燃費性能とのバランスも取れる範囲となる。4WDシステムはまったく新しいものが採用されそうだ。もちろん、現在のヤリスWRCからの技術的なフィードバックを得たものとなる。


■欧州でのさらなる拡販を狙って、オーリスにも展開
 
また、このシステムを次期オーリスに搭載することも決まっている。こちらはVWゴルフRやルノールーテシアR.S.、シビックタイプRなどと競合するもので、これらのクルマと同等の性能をはるかにリーズナブルな価格で提供するのが目標だ。
 
トヨタはGRMN、GR、GRスポーツの新しいGRシリーズを立ち上げたばかりだが、この1.6Lターボ4WDスポーツはそうしたスペシャルモデルではなく、量産カタログモデル。特に次期ヴィッツ(ヤリス)はできるだけ価格を抑え、若者にも手が届くスポーツ車にするのが目標。S-FRは幻に終わってしまったが、その志はかたちを変えて、受け継がれるというわけだ。




ヴィッツ4WDターボの元記事はこの記事である。これはベストカーガイドに出いていた記事そのままのようだ。2020年と言うと今のコペンがちょうど車検なので買い替えにはいい時期かもしれない。若者に手が届くスポーツカーと言うと価格としては200万から250万程度だろうか。この手の車と言うのは時代には逆行しているのかもしれないが、まあ、それはそれでいいじゃないか。車は走って曲がって止まるものなんだからその性能を磨き上げたものがあっても、・・。本当はセリカGT4なんだからもう少しもっとスポーツカーに徹してほしいところだけどWRCはヤリスで参戦しているし、トヨタってどうしても実用性を捨てきれない会社だからなあ。サイファなんかもっと遊んでも良かった車なんだけど乗ってみれば普通のまじめなコンパクトだったしなあ。まあ楽しみに成り行きを待つとしようか。

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Posted at 2017/10/11 15:18:27

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