民進党の前原代表が、敗軍の将として窮地に立たされている。
「安倍1強」に対抗するため、希望の党に合流するという乾坤一擲(けんこんいってき)の奇策に出たが、かえって党分裂を招き、自民党の圧勝を許した。前原氏は30日にも引責辞任し、希望入りする意向だが、「四面楚歌(そか)」の状況下で、当面は雌伏の時を過ごすことになりそうだ。
「民進が、希望と立憲民主に分裂したことで、自公が『漁夫の利』を得てしまった。ここは大いに反省しなければいけない」
前原氏は28日、TBSの番組収録で希望との合流を巡ってこう振り返り、自身の見通しの甘さを認めた。
前原氏の目算が狂った理由として「衆院選前の合流を焦り、希望の小池代表の真意を見誤った」(党関係者)との指摘がある。前原氏も「賭けのようなものだった。みんなで合流したいと思ったが、約束を守れなかった」と語り、調整が不十分なままの見切り発車だったと述懐している。小池氏が掲げた「排除の論理」は、「数人程度の拒否で済む」(前原氏周辺)と踏んでいた前原氏の予想を大きく上回る厳しいものになった。これに反発した枝野幸男・元官房長官らリベラル系が立憲民主党を結党し、野田佳彦・前首相や岡田克也・元代表らが無所属での出馬に踏み切るなど民進系勢力が3分裂し、自滅につながった。
希望の党を立ち上げたころは飛ぶ鳥落とす勢いで超強気だった緑のゆばーばだから沈みかかった民進党が寄り添っていけばいいように食われるのは目に見えていた。だけどどのみち民進党にしてもそのままで選挙に飛び込んで行っても勝ちはなかっただろう。立憲民主と希望で100を超える議席を取ったが、それが共産、社民を除く反自民の取り分だろう。緑のゆばーばが取り敢えず理屈抜きで民進党を丸呑みしておいて都知事辞任の批判を恐れて腰砕けにならずに党代表として立候補して首班指名を受けるといえばもう少し取れただろう。要するに今回の選挙の勝敗は与党と野党の気迫の差と言うことだろう。他党に寄りかかったり腰砕けになったりではとても国政など任せられない。それが選挙に結果となって出たんだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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2017/10/29 09:43:58