経済は安定、メシは旨い、魅力がないと小バカにされるが、住めば都の住み心地……なぜかバカにされ続ける名古屋の底力、真の姿に迫った。
◆名古屋駅再開発に名古屋観光の命運がかかっている!
今年、4月1日に鳴り物入りでオープンした「レゴランド・ジャパン」に対し、高額な入場料などを理由に批判が集まったのは記憶に新しい。昨年、名古屋市観光文化交流局が行った「名古屋で訪れたいところ」のアンケートでは、名古屋城の次が「特にない」というシビアな結果が出るなど、とかく観光に関しては厳しい現状だ。ジャーナリストの関口威人氏は、その原因を「製造業以外を軽視する土地柄」にあると指摘する。
「“ものづくり”に誇りを持つ半面、観光やデザイン分野などは肩身の狭い思いをするのが名古屋。企画やアイデアにお金が回らず、柔軟な発想をもつ人材も集まらないので、産業として成長しないのです」
観光が軽く見られてきたことは、その立地や交通案内にも見受けられるという。
「名古屋城やトヨタ関係の記念館ですら、車以外でのアクセスや交通案内、英語対応などは決して十分ではありませんでした。『わかる人にだけわかればいい』という気質があることは否めません」
戦国の三英傑ゆかりの地であったり、日本屈指の芸どころであったりと観光資源はあるものの、アピール下手が災いし、外国人観光客にも中部国際空港から京都や飛騨高山へ向かう“名古屋飛ばし”をされてしまう。
「名古屋城の木造天守閣復元も、賛否両論があってうまくいっているとは言えません。そうしたなかでカギを握るのは、名古屋駅再開発でしょう。東口のオフィス街とは対照的に、西口には戦後闇市からスタートした雑多な市街が残っており、いわば丸の内と歌舞伎町が表裏一体となった雰囲気があります。双方のよさを生かした再開発が成功すれば、観光の目玉として最大の武器になるでしょうね」
ポテンシャルを生かしきれれば、行きたくなる街ナンバーワンになる日も遠くないだろう。
最近、名古屋にはよく行く。信長さんゆかりの地を訪ねることが多い。名古屋に行くとでかい街だなと思う。産業はトヨタや三菱重工と言う日本を代表する企業がある。陶磁器も有名だそうだ。熱田神宮や津島神社など由緒ある神社もある。そして何よりも日本史上不世出の天才戦略家の信長さんを生み出した地ではないか。伊勢湾、三河湾、木曽川、長良川など自然にも恵まれている。でも確かにアピールが下手だなあ。信長さんの側室の生駒吉乃さんのお墓なども荒れ放題で放置されているし、三菱重工やトヨタの博物館なども特にアピールがない。陶磁器なども盛んに生産されていたらしいけどそんなものもあまり知られていない。蒲郡などもなかなかいいところだし、奥三河の温泉も悪くない。食い物もうまいんだろう。英傑と日本の近代産業発祥の名古屋とか言って売り出せばいいんじゃないだろうか。テーマはいろいろあるけど売り出し方がよくないよなあ。東京圏と大阪・京都圏に挟まれて印象が薄いが、結構見るところは多いと思うけどねえ。
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Posted at
2017/11/23 20:43:33