2017年12月02日
大型二輪に乗ろう(バイクの前輪ブレーキはそっと優しくかけよう、・・(^。^)y-.。o○。)
昨日二輪の教習生が急制動で転倒した。ご年配の方だが、「事故です」と言われて出てみたら着衣がボロボロになっていた。相当滑ったようだった。路面の擦過痕を見ると急制動の入り口手前から10メーターほど続いている。相当に滑ったようだった。指導員に聞くと日頃から制動時に前輪のブレーキを強くかける傾向があり、何度も指導したそうだが、なかなか癖が治らずに急制動の入り口で強く前輪ブレーキをかけて転倒したようだ。
四輪の場合、ブレーキペダルを踏むと四つのタイヤに均等にブレーキがかかるが、バイクの場合は前後が別系統なのでそれなりに使い分けないといけない。基本的にバイクの後輪ブレーキは減速するブレーキ、前輪ブレーキは止めるブレーキと思って間違いないだろう。でも前輪のブレーキは非常に強力なので強くかけるとバランスを崩して転倒する。200キロ、300キロのバイクの運動エネルギーは相当なものだろう。それを一気に止めるなどと言うことは不可能だ。
前の職場でバイクの転倒事故が多いのをバイクの神様を自認する当時の責任者が、「コーナーや砂利道で前輪のブレーキを強くかければ転倒するに決まっているのにどうしてそれが分からんかなあ」と嘆いていた。チャリンコでも同じだが、前輪のブレーキを強くかけるときは「死ぬか生きるか、その瀬戸際」だと思う。
例えばこのまま行ったら衝突する。それなら運を天に任せて思い切り前輪ブレーキをかけて衝突だけは避けようとか、そんな場合だろう。教習の急制動でも40キロで11メーター以内で止まればいいのだからそんなにむきになってブレーキをかける必要はない。まあ、ジワーと言う感じで十分だろう。でもチャリンコさえもまともに乗ったことがない若い人たちにはそれさえ理解できない。
僕は公道を走っているときも後輪ブレーキを多用している。特に山坂道では後輪を多用して前輪は補助と言う感じだ。前後同時にかける時も強くかけ過ぎないように注意している。大体、エンジンブレーキと空気抵抗だけでかなり減速するのだからむきになってブレーキをかける必要はない。教習所内での転倒はほとんど急制動時の前輪ブレーキを強く握り過ぎることに起因している。バイクのブレーキはそっと優しき掛けてやろう。その前にむやみにスピードを出さないことが一番かも、・・(^。^)y-.。o○。
ブログ一覧 |
バイク | 日記
Posted at
2017/12/02 09:57:02
今、あなたにおすすめ