敵基地攻撃が可能なミサイルの予算計上へ。
FNNの取材で明らかになった。
韓国の基地から飛び立つ、アメリカの「F-22」ステルス戦闘機。
今回の米韓合同軍事演習には、過去最大規模の230機余りが参加。
これに対し、北朝鮮の朝鮮中央テレビは2日、「(演習は)朝鮮半島の一触即発の事態を再燃させるものだ」と報じた。
こうした中、日本政府が、敵基地攻撃も可能なミサイルを、初めて保有する方針を固め、購入に必要な経費を、2018年度予算案に計上することが、FNNの取材で明らかとなった。
将来的に保有する方針のミサイルの中で注目されるのは、航空機から地上の目標へ発射される、空対地ミサイル「JASSM-ER」。
このミサイルの最大射程は、およそ1,000kmで、これは新潟から北朝鮮本土まで届く距離。
フジテレビ・能勢伸之解説委員は「こういう長距離の巡航ミサイルを検討するということ自体、本当に北朝鮮をにらんでとしか言いようがない」と話した。
JASSM-ERが導入されると、たとえば敵のレーダーが届かない日本海中部から、敵の基地への直接攻撃も可能となる。
日本政府はこれまで、相手から攻撃を受けたときに、最小限度の防衛力を行使することができるという、専守防衛との兼ね合いで、敵基地攻撃能力の保有は控えてきた。
しかし、小野寺政調会長代理(当時)は2017年3月、「(2発目、3発目を)撃ってくる策源地に対して、反撃をして、そこを無力化することが、ミサイル防衛では大変重要なことではないか」と述べていた。
北朝鮮による複数のミサイル同時発射への対処として、敵基地攻撃能力の保有が必要との考えが浮上。
現状では、日本の「F-15」戦闘機などには搭載できず、機体の補強やシステムの改修などが必要だが、反撃能力の保有となれば、憲法違反との野党からの批判や、中国の反発も予想され、今後、論議を呼ぶとみられる。
「憲法の規定があるから政府は攻撃してくる相手国内の施設に対してこれを攻撃することはできない。国民は座して死を待て」
長射程ミサイルを保有することに反対する勢力は国民にこう言えるのか。兵器に攻撃用だの防御用だとのと言う区別はない。ナイフ1本でも凶悪な殺傷武器になり得るのは事実が証明している。第二次世界大戦後、最も人間を殺傷した兵器は自動小銃で核兵器はネズミ1匹殺してはいない。兵器には意思も思考もない。それを使うのが人間で兵器を云々するよりはその使い方を議論すべきだろう。長距離ミサイルを国内で開発するよりも既成のものを買った方が安上がりで効率的だろう。これは悪い選択ではない、・・(^。^)y-.。o○。
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Posted at
2017/12/05 15:28:08