ビットコインに代表される仮想通貨をめぐっては、取引所からコインが盗まれたり、消失したりするトラブルが相次ぐ。取引所はセキュリティー対策を強化しているが、まだ未熟で、すきを突かれてハッキング被害にあっているのが現状だ。国内では金融庁が取引所を登録制として目を光らせているものの、攻撃を仕掛ける勢力との間でいたちごっこの状況となっている。
「セキュリティーを経営上最優先でやっていた」。コインチェックの大塚雄介最高執行責任者(COO)は26日深夜から開かれた記者会見でこう述べ、うなだれた。安全対策に最も注力しながら、被害を防げなかったことに「迷惑をかけ申し訳ない」と陳謝した。
仮想通貨をめぐっては、平成26年に当時世界最大級の取引所だったマウントゴックス(東京)が、約85万ビットコイン(当時のレートで480億円相当)が消失したと発表した。取引所のトップが関与する刑事事件に発展した。29年12月には韓国の取引所、ユービットがハッキング被害にあい顧客の資金が流出、破産申請にまで追い込まれた。
トラブルが後を絶たない中、金融庁は29年9月、取引所など11事業者を「仮想通貨交換業者」に初登録。交換業者に対してはサイバー対策を含めたシステムの安全性確保を求めている。しかし、ある業界関係者は「仮想通貨のシステムはまだ堅牢(けんろう)とはいえず、ハッキング集団に標的にされている面もある」と話した。
「ビットコインは公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号通貨である。」と言われても何のことかぴんと来ないが、要するにネット上でやり取りされるデジタル通貨と言うことだろう。金融機関などが扱う通常の通貨や債券などもハッキングで流出しているのでこうした仮想通貨も同様だろう。物事には二面性があって便利なものはその裏に厄介さも孕んでいる。デジタルネットワーク自体もまことに便利ではあるが、様々な問題も孕んでいる。様々対策もとられていくんだろうけどややこしい世の中になったと言えばそれも事実だろう、・・(^。^)y-.。o○。
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2018/01/27 11:15:44