2018年01月28日
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禁煙なんか簡単、簡単、楽勝ホイ、・・(^。^)y-.。o○。
タバコもずい分長い間吸ってきた。一時は1日2箱ほども吸っていたのでヘビーに入る愛煙家だったんだろう。酒は大嫌いだけど確かにタバコは好きだったと思う。特に頭を使った後や長時間運転した後の一服はいいものだったし、コーヒーと一緒の一服もよかった。
逆風が強くなり始めて「タバコを吸うものは年休を取って吸いに行け」とか言われても「それじゃあ仕事の出来高で勝負したらいいだろう」とか言うとみんな黙ってしまった。しかし逆風がどんどん強くなってきてタバコを吸う場所を見つけるのに困るようになってくるとだんだん面倒になってきて「いっそのこと止めてしまおうか」と言うことになった。
「禁煙など簡単だ。おれはもう何千回となく禁煙している」と言った作家だか何だか、調べたらマーク・トウェインだった、がいたが、確かにその通りで1，2年の禁煙は何回かしている。ところが山に登ったり長時間車を運転したりした後に「まあ1本なら大丈夫だろう」が命取りになってまた復活してしまったのでタバコの習慣的依存性の高さは痛いほど理解している。
今回は「タバコを吸うのはいいが、その場所を探したりああだこうだ言われるのがうざい」ということでやめることにした。その準備としてニコレットを買い込んだ。これはけっこう禁煙には効果があるのは過去の体験で知っている。で、月初めにさっさとタバコを絶った。
吸いたくなったらニコレットを口に入れているとニコチンが補給されるのでそんなに吸いたくなくなる。1日5，6個、月に６千円程度なので４００円のタバコを１日１箱吸うよりは安上がりではある。
で、３か月ほどで意外に簡単にタバコとはおさらばできる。ところがである、薬物中毒の恐ろしさはその媒体が変わっただけで薬物に対する依存性は変わらないので今度はニコレット中毒になる。
これをやめないといけないと思っていたらネオシーダとか言うのを吸っているのがいて「喉の薬」とか言うではないか。吸ってみるとうまくもなんともないが、「まあニコレットをやめないといかんし、第２類医薬品だからと思って吸っていたが、これってニコチンも含まれているし、燃やして吸うので煙も吸い込んでしまう。
しばらく吸っていたが、入手できるときとできないときがあり、なかなか面倒だし、吸う場所もタバコと一緒ならなおさら面倒だ。決して健康にもよくはなさそうだしということでこれも潔く、あまり潔くないかもしれないが、止めた。まあ、依存症を解消するには結局どこかで辛い思いをしないといけないんだろう。でもニコチン依存はかなり軽減していたのでそれほど辛くもなかったが、・・。
煙を吸わなくなったら肺から煤のようなものが出るわ、出るわ、半年ほども出続けてやっと止まった。これにはちょっと驚いた。人間の体も害のあるものが継続的に入ってくる間は見て見ぬふりで放置して入らなくなったら思い切って排出したのだろうか。
そんなこんなで１年ほどもじたばたしているうちにだんだんと依存も薄らいできて丸３年が過ぎた今では特に何ということもなくなってきた。でもまだタバコを吸いたいなと思う時もある。医者の中にも「確かに悪いけどタバコだけが悪いわけじゃないんですけどね」なんて言う医者もいてこういう医者は「いい先生だな」とか思ってしまう。この世の中にはタバコ以外にも有害物質など満ち溢れているのだから客観的に見てもそれはもっともな意見だと思う。
ニコチンを摂取すると脳血流が増加するなんて研究報告もあるし、またいつか「タバコを吸うと頭がよくなる」なんて研究報告が出るかもしれないが、まあ、せっかく肺もきれいになったし、この先タバコを習慣的に吸うことはないだろう。でも死ぬときは末期の一服をしてから死のうかと思っている。で、結論、・・タバコをやめるには一度は苦しい思いに耐えないとやめられない。禁煙成功の秘訣、・・？それは気合と根性だ、・・(^。^)y-.。o○。
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Posted at
2018/01/28 14:30:09
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