大阪府警富田林署から逃走した樋田淳也容疑者(30)が同署から約350キロ離れた山口県周南市で48日ぶりに逮捕された。「やっとこの日が来た」「まさか山口県にいたとは」。容疑者確保を「最大の懸案」(府警幹部)として約3000人態勢で行方を追ってきた府警幹部らは一様に驚き、捜査への対応や情報収集に追われた。
「何するんか、離せ」。府警によると、樋田容疑者は山口県周南市の道の駅で万引きしているのを見つかり、警備員に取り押さえられた際、そう叫んだという。樋田容疑者の頭髪は丸刈りだったといい、ウインドブレーカーとスニーカー姿で自転車に乗って道の駅に来たとみられ、所持金は数百円。盗んだ菓子パンや缶コーヒーなど約1000円分の食料品5点を服の中に入れて隠し持っていたという。
「樋田容疑者が逮捕されました」。府警本部では29日午後9時45分ごろ、広報担当者が逮捕の一報を記した紙を報道陣に配布。捜査本部のある富田林署にも大勢の報道陣が詰めかけた。署内ではひっきりなしに電話が鳴り、署員らが「詳しいことは分かりません」などと応対。容疑者逮捕を伝えるテレビを食い入るように見つめる署員もいた。富田林市の主婦(51)は「自宅の近くで逃走したので、戸締まりをしっかりするよう心がけていた。山口県まで行ったと聞いて、ずいぶん遠くまで逃げたと驚いた」と話した。
同府松原市の樋田容疑者の実家は電気が付いておらず、真っ暗なまま。近くの女性(43)は「実家に戻ってきたらと思うと怖かった。やっと見つかったと聞いて、安心した」と話した。
3000人態勢で8月から行方を追っていた府警は、顔写真に加え、樋田容疑者の左ふくらはぎに彫られているウサギの図柄の入れ墨のイラストを公表。逮捕前に防犯カメラに映った樋田容疑者が歩いている約10秒間の動画や、帽子や眼鏡、マスクなどで変装した8種類のイラストも相次いで公開し、広く情報提供を募っていた。
樋田容疑者が立ち寄る可能性があるインターネットカフェやコンビニ、簡易宿泊所など府内約6000カ所に手配書を配布し、捜査への協力を呼び掛けた。府警幹部は「ようやく見つかったが、事件の全容解明はこれからだ」と気を引き締めた。【藤河匠、竹田迅岐、土田暁彦】
ちょっと時間がかかったけど結果としては遅かれ早かれこうなることは目に見えていた。逃走生活も組織と金がないとどうにもならない。ダチ公などは関わり合いを恐れて手を出さない。金を得るために山を踏めば足がつく。仕事などできるはずもない。最後は金詰りになってこんな結末に至る。まあこいつも強盗致傷、強制性交致傷など凶悪犯もあれば窃盗は山ほどあるだろうし、加重逃走も加わって併合罪と累犯加重で20年は固いだろう。それだからこそ一か八か逃げたんだろうけどまあやはりこうなるのは火を見るより明らかだったんだけどなあ。それにしても留置場エリアから逃走するなんてあり得ん。接見室のアクリルボード、折りたたみ椅子で何回殴りつけてもびくともしないんだけどなあ、‥(^。^)y-.。o○。
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2018/09/30 00:37:26