韓国で、日本に対する意識変化が起きている。文在寅(ムン・ジェイン)政権が、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を通告しながら、日本政府は毅然(きぜん)とした姿勢を崩そうとしないのだ。拓殖大学国際学部教授で、評論家の呉善花(オ・ソンファ)氏が、韓国国民の心情の変化と、日本がとるべき姿勢について、緊急提言した。
文政権は「脅し」のつもりでGSOMIA破棄をチラつかせていたが、安倍晋三政権には効果がなかった。逆に、日本の偵察衛星などの情報を得られなくなるなど、韓国側にマイナスが大きいことが分かった。
朝鮮半島の「恨(ハン)」の文化では、被害者意識で「民族団結」が出来上がる。経済・外交政策の失敗が続くなか、来年春に総選挙を控える文政権としては、支持を維持するために「日本のせい」という被害者意識を訴え続けるだろう。ただ、史上最悪といわれる日韓関係の中で、私はこれまでにない「韓国国民の心情の変化」に注目している。
今春あたりから、「反文政権デモ」が頻繁に行われている。当初は、太極旗と星条旗だけを掲げていたが、日本が「グループA(『ホワイト国』から改称)」から韓国を除外してから、日の丸も掲げるデモが現れた。壇上で「日本は同盟国だ」と主張している。
保守派の知識人たちの中には、文政権寄りの主要メディアには出演せず、ユーチューブなどを通じて、自ら意見を発信している。そこでは、「韓国は日本なしでは潰れる」「戦後、日本の賠償金で経済発展できた」「徴用工や慰安婦問題を出し、われわれは物乞いなのか」などと主張している。
これまでなら、「親日派」「売国奴」など批判のコメントばかりが寄せられたが、最近では「日本に感謝すべきだ」という意見も目立つ。
韓国国民のショックは、「日本の力はこんなにも強かったのか…」と実感したことだ。「サムスンは世界一だ」と胸を張っていても、日本企業の部品や素材がなければ製品を造ることすらできない。「韓国の貧弱さ」を痛感した。
私は韓国にとって「歴史の転換期」だと感じている。日本政府は現在の姿勢を緩めてはいけない。韓国国民は、安倍政権の強気な態度を格好良く見ている面もある。途中で妥協すれば、終わりは見えないだろう。
日本もバブルがはじけて以降羹に懲りて膾を吹きすぎて未だに経済も国際競争力もパッとしないが、それでも航空機、宇宙開発、バイオ、IT、複合材、その他さまざまな先端技術では結構いい線行っているようだ。空母型護衛艦も4隻をあっさり作って運用しているし、潜水艦も世界第一級の性能のものを揃えている。戦闘機もかなりのレベルまで来ているし、戦車も恐るべき性能の戦車を独力で開発している。なんだかんだ言ってもいざとなると日本人と言うのは力を発揮して危機を乗り越えていく。外国に頼らなければ戦車も潜水艦も航空機もまともには作れない韓国とはやはり相当の開きがある。「我々は二度と日本に負けない」とか言っても一朝一夕に技術が追いつくわけでもないだろう。その辺を冷静に観察してくれて現実を知ってもらえばいいんだろうけど何と言っても「感情的主観主義」だからねえ。冷静になれなければ思い知ってもらう以外にはないんだろうけど、・・(^。^)y-.。o○。
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Posted at
2019/08/28 15:55:59