2020年05月04日
コペンはダイハツの車づくりの意地なのかもしれない、‥(^。^)y-.。o○。
今日はちょっと雨模様だったが、コペンで富士山周遊に出かけた。周遊と言ってもただひたすら走るだけ、どこかに立ち寄るわけでもないし、何かを食べるわけでもない。「コロナテロリスト」などと汚名を着るのは耐え難いので、ただひたすら走るのである。
これまでは車と言えばトヨタの車にばかり乗って来たが、トヨタの車と言うのは万人向けと言うか、誰が乗ってもあまり違和感を抱かないようにできている。良く言えば全体的にマイルド、悪い言い方をすればなんとなくダルい感じがする。ステアリングもあまり鋭い感じがしない。足回りも硬すぎず柔らかすぎず、乗るものが、あまり車に関心がない人だが、「ああ、快適だな」と思うようなセッティングをして、適当なところで「もうこれ以上は無理ですよ」と乗り手に危険が伝わるようになっている。
だから車が好きな人間からすれば「もの足りない感」が強い。ステアリングももうちょっと切れがいい方がいいとか、足回りももう少し踏ん張ってくれないかとか、もうちょっと鋭い加速をしてくれないかとか、そうした不満が残る。
コペンはステアリングが切れが良く正確、操作にちょっと力が要るし、キックバックもあるが、路面の状況をしっかりと伝えてくる。足回りも、「ここまで固めるか」というくらい徹底的に固めてある。「乗り心地、最悪ですよ」と買う時にディーラーに言われたが、どんな乗り心地が良くてどんな乗り心地が最悪なのかは乗る人間による。コペンの足は路面の凹凸を全て拾うが、その分、コーナリングでは足がくじけるという不安感はない。
この車に乗ってこれがいい車と言う人は相当な車好きなんだろうと思う。車室は狭くて荷物も載らず、ステアリングは重く、足は固くて路面からの突き上げは激しく、軽にしては出足はいいが、燃費はさほどでもない。こんな車では数が売れるはずもないが、車好きにとってはこれほど面白い車はない。しかも200万の軽自動車に電動で開閉するオープントップが付いている。まあ、これはクーペでいいとは思うが、・・。
コペンとももう少しでお別れだが、これまで乗った車の名kでは一番面白かった。ダイハツはこれまでにもシャレードデトマソターボとかブーンX4、ストーリアX4など尖った車を作って来たが、コペンもそうしたダイハツの車づくりの意地なんだろう。本当に走ってみて面白い良い車である、‥(^。^)y-.。o○。
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自動車 | 日記
Posted at
2020/05/04 14:14:17
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