11日午前10時10分頃、福井県勝山市の国道157号で、自動二輪車販売業越沢高志さん(75)(石川県能美市)運転の大型バイクと、対向していた会社員古田雅人さん(51)(名古屋市緑区)運転の大型バイクが衝突した。2人は頭や胸など強く打つなどし、搬送先の病院で死亡が確認された。福井県警勝山署の発表によると、現場は片側1車線の直線で、2人はそれぞれ別のグループでツーリング中だったという。同署が事故の原因を調べている。
直線で正面衝突とは居眠りだろうか。四輪なら分かるが、バイクで居眠りと言うのはあまりないんだけどねえ。何しろバイクは乗車環境が極めて厳しいから眠くなっている暇がない。ただ無呼吸症候群などで病的に居眠りする人がいる。以前職場で一緒だった人はやはりバイクで居眠りをすると言っていたので「危ないからバイクはやめろ」と言っていたところ、ツーリングで居眠りをして仲間のバイクに追突してしまったことがあった。高速などで分離帯に衝突して転倒する単独のバイク事故があるが、多分この類だろう。山坂道などで膝を擦りながらかっ飛んで来るバイクがいるが、ブラインドからいきなり飛び出すように現れるとびっくりする。膝擦ってかっ飛ぶのはサーキットだけにしてほしい。時速50キロでも対向だと相対速度は100キロ、その衝撃はビルの10階から落ちた程度、高さで言うと40メーターほどと言う。人間が落ちても耐えられる高さは9メーターまでと言う。もちろんその高さでも瀕死の重傷で無事では済まないが、それ以上になると助からないそうだ。建物で言えば4階以上から落ちるとまず助からないそうだ。速度が2倍になると衝撃は4倍になる。速度が3倍なら8倍、なんとも恐ろしい。バイクはスピードは出るが、乗っているライダーを守るものは何もない。フルフェイスのヘルメット、胸部・背部、両肘、両膝のプロテクター、ロングブーツに手袋は必須、そして衣類は厚手の長袖、ロングパンツ、皮膚の露出はご法度ではある。まあ危ないからやめろなどと言ったらこの世の中には危なくないものの方が少ないし、その危なさがまた楽しいのだが、気をつけるに越したことはないだろう。事故で亡くなった方は真っことにお気の毒であった、・・。
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バイク | 日記
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2020/10/12 00:36:20