大塚家具の社名はそのまま変えない方針
(株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、江東区)は10月28日、大塚久美子社長が12月1日付けで代表取締役と取締役を辞任すると発表した。大塚久美子社長が来期の黒字化に向けて道筋がつきつつあることから、過去の業績についての責任を明確にする意味で申し出たという。大塚家具の社長には三嶋恒夫会長が兼務する。
辞任後も大塚久美子社長は、昨年12月に資本提携した(株)ヤマダホールディングス(旧:(株)ヤマダ電機、TSR企業コード:270114270)や大塚家具を外部からサポートしていく。また、大塚家具の担当者によると、「大塚家具」の社名は変更しない方針という。
同日発表した2021年4月期業績予想は売上高304億2000万円、営業利益26億円の赤字、当期純利益28億9000万円の赤字。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入店件数減などが響いた。
親子対決と大騒ぎをして会社を手に入れたのはいいが、結局は支えきれずに会社は人手に渡って自身は体よく放逐されてしまったか。結局経営の才能がないと言うのはこう言うことで、特に家具と言うのはなかなか難しい。昭和の時代にはステイタスのように各戸に豪華な応接セットなどがあったが、最近はあまりそうした豪華な家具と言うのは流行らないんじゃないだろうか。IKEAやニトリと言った安価、とは言ってもそれほど安価でもないが、量販家具が幅を利かせている。大塚は高級家具と言うところである程度のシェアを得ていたんだろうけどそれもなかなか厳しいようだ。ただ路線を変えると言うのはそれなりの市場調査研究と経営転換に至るノウハウを得て道筋をしっかりとつけておかないといけない。「はい、明日から高級路線から量販路線に切り替えます」と言うわけにもいかないだろう。夢や理想はあったが、現実がついて行かなかったと言うところだろうか。親父さんもがっかりしているだろう、‥(^。^)y-.。o○。
ブログ一覧 |
その他 | 日記
Posted at
2020/10/28 22:44:13