苦境続きの飲食業界に再び新型コロナウイルスの大波が直撃した。相次ぐ「Go Toキャンペーン」の適用見直しや営業時間の短縮要請。特に鍋など大勢で料理を囲むスタイルの店の打撃は大きく、かき入れ時を前に「厳しい」「何重苦なのか」と悲鳴が漏れる。
27日から飲食店が時短営業する大阪市。繁華街・キタのふぐ料理店「あじ平曽根崎」は例年、12月の売り上げが年間の3割を占める。「てっちり」を囲む忘年会客で埋まるはずが、今年の予約は半分以下。ここ数日の感染拡大でさらに急減したという。切り盛りする大宮雅展さん(45)は、猫の目のように変わる政策に疑問を呈し、「要請には従うが、長期的な共存を考え、店を閉めずに済むようしてほしい」と注文した。
「集中対策期間」が続く札幌市で、出来たての生ビールとジンギスカンを楽しめる「サッポロビール園」も11月のキャンセルが1000件を超えた。年末は帰省客や観光客が多いが、予約は前年の1割程度。運営会社の田沢宏之札幌支社長(49)は「Go To除外が長引けば、さらに減るだろう。効果を感じていただけに痛い」とこぼした。
東京都も、止まらぬ感染拡大で飲食店に時短営業を要請した。中央区月島のもんじゃ焼き店「こぼれや」も客離れを痛感。店舗営業部長の佐藤博之さん(33)は「Go To イートも思った以上に早く終わり、午後10時閉店は正直厳しい」と話す。個室を増やした新店舗の開業を来月に控えるといい、「鉄板は高温だし、換気は強力だ」と安全性を強調。「コロナ前の契約で撤退できなかった。苦しいがやるしかない」と不安を押し殺した。
墨田区の両国国技館近くのちゃんこ鍋店も団体予約はほぼゼロに。予約担当の女性は「少人数の会食も取りやめが増えている。鍋シーズンだが敬遠されているのでは」と嘆く。1人用の小鍋での提供や持ち帰りもしているが、効果は乏しいといい、「何重も苦が重なる。そろそろ限界」と訴えた。
飲食業界には気の毒だが、新型コロナ感染拡大はコロナ慣れとGotoイートによる酒、接待付き飲食の拡大が原因だろう。接触あるいは飛沫感染しかしないこの病気、最も飛沫を浴びるのが飲み会で接近、あるいは密接して大声を上げ、あるいは飲食物や食器を共用するような飲み会、あるいは接待付きの飲み会、密室で大声を出すカラオケなどだろう。市中感染で考えられるのは感染者が触れたところ、タッチパネル、ドアノブ、つり革や手すりなどに触れてウィルスがついた手で自分の顔などを触る場合だろう。宴会を止めればこの病気は沈静化する。飲食業界には苦しいところだろうが、ぜひしばらくは控えるべきだろう。この病気が今後も続くのであれば飲食業の形態は根本的に考え直さないといけないだろう。どうしても飲みたければ自宅で飲むか、一人で黙って飲むべきだろう。お上ははっきり言えないだろうけど飲み会は極めて危険だ、‥(^。^)y-.。o○。
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2020/11/28 18:59:28