どのタイミングでスタッドレスタイヤを購入するべきなのか……というと、それはまさに今なのだ。もっと言ってしまうと冬が始まる前に購入してしまうのが最もベストタイミングと言える。(text:Kouichi Kobuna(小鮒康一))
毎年確実に積雪するような地域にお住まいの方でなければ、スタッドレスタイヤを購入しようかどうかというのは非常に悩ましい問題ではないだろうか。当然ながら冬になったらスタッドレスタイヤに交換することがベストではあるが、地域によっては一冬全く積雪がない年もあったりする。そうなると数万円(サイズによっては十数万円)もするスタッドレスタイヤを用意するというのはなかなか懐に厳しいものだ。雪が積もったら絶対にクルマに乗らない、というのも1つの選択肢ではあるが、緊急事態でクルマでの移動が必要になるケースも考えられる。
数年前の首都圏のように2週連続で大雪に見舞われてしまうとそうも言っていられない状況になってしまう。また雪が積もらないとしても、外気温が7℃を下回ると、サマータイヤはゴムが硬化して本来の力を発揮できなくなる。それに伴って減りが早くなるという話もあるので、できることならばスタッドレスタイヤに交換しておきたいというのが筆者の本音である。では、どのタイミングでスタッドレスタイヤを購入するべきなのか……というと、それはまさに今なのだ。もっと言ってしまうと冬が始まる前に購入してしまうのが最もベストタイミングと言えるのであるが、その理由をご説明しよう。
スタッドレス、年中製造していない
首都圏で雪の予報が出ると毎回発生するのが、カー用品店の大混雑だ。慌ててタイヤ交換を依頼する人や、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤを購入しようとする人が殺到し、「完売しました」という張り紙が出されているシーンを目にした人も多いのではないだろうか。この「完売しました」というのは、当然、店舗にある在庫がすべて売り切れてしまったことを示しているわけだが、場合によってはメーカーの在庫がすでになくなってしまっているということも実は少なくないのだ。
そもそもタイヤというのは製造年月が刻印されていることからもわかるように、使用していなくても徐々に劣化が進んでしまうもの。そのため過剰な在庫を保有してしまい、古いタイヤが売れ残ってしまうというケースは避けたいというのがメーカーの本音だ。それを避けるために、メーカーは夏前くらいからその年のスタッドレスタイヤの生産をスタートさせ、その年の天候の状況を鑑みながら生産数を調整しているのだ。つまり、冬になって大雪の予報が出たとしても、そこから急ピッチで生産ということはしないのである。となれば、当然在庫のスタッドレスタイヤが売れてしまえば、その年のスタッドレスタイヤは終了ということになる。そうならないためにも早めの購入がオススメというワケなのだ。
早めに買うとお得に買える可能性も?
非積雪地帯では必要に迫られないとなかなか買う気にならないスタッドレスタイヤではあるが、実は夏くらいからその年のスタッドレスタイヤの販売は始まっていることがほとんど。このタイミングで購入すれば、希望の銘柄やサイズがないということはほぼないし、ショップやブランドによっては早期購入キャンペーンなども実施しているため、お得に買うこともできるのだ。また、若干ではあるが前年に生産したスタッドレスタイヤがディスカウントされていることもあり、大処分価格で新品のスタッドレスタイヤを入手できる可能性もある。前年のスタッドレスタイヤというと心配に思う人もいるかもしれないが、タイヤ公正取引協議会のテストによれば、適正な環境に保管されてさえいれば、2シーズン前のスタッドレスタイヤでも新品のスタッドレスタイヤと同等の性能を保つことが確認されている。もちろんタイヤショップであれば適正な環境で保管されていることは間違いないから、安心して購入することができるだろう。このように早めにスタッドレスタイヤを購入しておけば確実かつお得に購入でき、いざという時も慌てることなくクルマに乗ることができるといいことづくめなのである。さすがに今からではキャンペーンなどはやっていないかもしれないが、降雪の予報が出てから慌てないためにも早めの行動をオススメしたい。(AUTOCAR JAPAN)
スタッドレスタイヤの購入はまさしく悩ましいところではある。この辺りの地域はほとんど雪は降らない。たまに降っても路面にうっすら積もる程度で特に問題はない。10年に1回くらいは大雪が降るが、そんな時は車に乗らなければいい。4WDに乗っていた時は多少の雪では特に問題はなく走ったので近所走り程度なら困ることもなかった。そんなわけで来れませスタッドレスタイヤを購入したことはない。コペンを購入してから「買おうかな」とは思ったが、コペンにしてからは雪は降ってはいないし、雪が降るようなところに出かける予定もないのでそのままになっている。4WDの時は雪が降ると面白がって無暗に走ったりもしたが、最近は近所でも雪が降ったら乗らなければいいと思っている。今回86GRになってディーラーやイエローハットでスタッドレスの見積もりを取ったら30万ほどもかかるという。冬場は雪が降らなくても冬用タイヤがいいことは分かるのだが、30万といわれるとちょっと引いてしまう。今年は様子を見て来年は考えようか。スタッドレスの性能も相当に向上しているそうだが、凍結路や降雪路での走破性はやはりチェーンには敵わないそうだ。しかし86GRはチェーンの装着ができないので雪道や凍った道を走るにはスタッドレスしかない。まことに悩ましいところではあるが、安全のためにはやはり要検討ではある、‥(^。^)y-.。o○。
ブログ一覧 |
自動車 | 日記
Posted at
2020/12/27 12:04:59