俳優の亀石征一郎氏、死去とか、・・。

亀石　征一郎さん（かめいし・せいいちろう＝俳優）11日午前5時25分、多発性脳梗塞のため静岡県内の病院で死去、82歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男剣一郎（けんいちろう）さん。

劇団文化座を経て、59年に東映ニューフェイスに合格。60年の映画「おれたちの真昼」で俳優デビューし、「飢餓海峡」「集団左遷」などの映画に出演。70年公開の実写映画「あしたのジョー」では、主人公のライバル・力石徹を演じた。

「必殺」シリーズや「水戸黄門」「暴れん坊将軍」など時代劇での悪役をはじめ、数多くのテレビドラマにも出演した。　



この人も亡くなったか。「ゼロ戦黒雲隊」というテレビドラマで主役をやっていたが、それ以後は時代劇の悪役ばかりだった。ただ福本清三氏や小峰隆二氏のようなあまりセリフのないその他大勢の切られ役ではなくてそれなりに役どころとセリフのついた家老とか奉行とか大身旗本とかそういうたぐいの悪役をやっていた。この人も3万回くらい切られただろう。そう言えばウルトラマンの黒部進氏やウルトラセブンの森末氏なども悪役をよくやっていたな。悪役というのはなかなか役者がやりたがらないので貴重なんだそうだ。最近はあまりドラマなど見ないのでどんな悪役がいるのか分からないが、悪役の皆さんもなかなか味のある役者さんでいい演技をしている。そういう役どころがないとドラマができないからな。ご冥福を祈る、・・。