2021年08月12日
実家の生垣を剪定してきたが、‥(^。^)y-.。o○。
先日、実家の槙の生け垣を刈り込んだ。大昔はお隣の本家の周囲を囲んで植えられていた生垣だったが、本家はブロック塀に変えてしまい、うちの方だけが残った。この生垣、刈り込まないとぼさぼさになってけっこう手間がかかる。昔は生垣はどこでもあったが、最近は生垣など流行らないので、今更生垣でもないし、実家は空き家で車とバイクを置いてあるだけなのでどうでもいいのだが、放置してはお隣さんに申し訳がない。そんなわけで今回はかなり気合を入れて邪魔な枝はすべて切り落として刈り込んだ。切った枝をまとめたら45リッターのゴミ袋16袋になったので相当な量ではある。
ところでこの生垣、いつからあるのか知らないが、ひいじいさんが子供のころからあったとか聞いたのでおそらく江戸時代からあるのだろう。本家がいつから今の場所に家を持ったのかは知らないが、200年以上も前からあるんだろう。本家が大昔に何をしていたのかは知らないが、たぶん農家だったんだろう。そして家の周囲に槙の生垣を作ったんだろうけどまさか何百年も経って子孫がその生垣の剪定でえらい苦労をしているとは思いもしなかっただろう。先週剪定したときも1斗くらい汗が出た。今回枝葉を片付けた際も同様に1斗くらい汗が出た。真昼間にやるので熱中症にならないかとか言うのもいるが、それはそれ、適時適量の水分を補給していれば特に問題はない。
槙と言う木は20メートルくらいになる大木で庭木としてよく植栽され、庭園などにも植栽される。防火・防風・防音の機能を有する樹種(防火樹・防風樹・防音樹)としても知られる。そのため屋敷林や畑の防風林に用いられる。遠州地方(静岡県浜松市など)ではホソバ(細葉)と呼ばれ、防風林・防砂林目的に生垣として利用されてきた。古民家では必ずといっていいほどこの生垣を持っており、子供たちはおやつ感覚でその実を食べ、葉っぱで手裏剣などを作っていたそうだ。
子供のころ、本家の敷地を取り囲んだ槙の生垣を見た覚えがある。紫色の実がなるが、この実は食えるらしい。食った記憶はあるが、どんな味だったのか覚えていない。木の頭は止めてあって槙の幹の太さは腕くらいだけどずいぶんと長い時間を経て生きてきたんだなと思うと何を見てきたのか聞いてみたい気がする、‥(^。^)y-.。o○。
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Posted at
2021/08/12 14:25:45
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