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2021年08月23日

トヨタ GAZOO RACING、ルマンで4連覇達成、‥(^。^)y-.。o○。

トヨタ GAZOO RACING、ルマンで4連覇達成、‥(^。^)y-.。o○。 8月21~22日、フランス、ル・マンのサルト・サーキットで2021年WEC世界耐久選手権第4戦/第89回ル・マン24時間レースの決勝が行われ、トヨタGAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が総合優勝を飾った。トヨタとしては2018年の初優勝から4年連続での優勝。また、7号車の3人のドライバーにとってはいずれも悲願のル・マン初優勝となった。

トヨタのもう1台、8号車GR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)はスタート直後の不運な接触や、レース中盤から続いたトラブルなどがあり、ブエミと一貴にとってのル・マン3連勝を飾ることはできず。総合2位でフィニッシュしている。

WEC/ル・マンの最高峰カテゴリーは今季、昨年までのLMP1に代わる新規定『ル・マン・ハイパーカー(LMH)』が導入され、クラス(カテゴリー)名も『ハイパーカー』へと生まれ変わった。トヨタが2台のGR010ハイブリッドを、そしてアメリカのスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(グリッケンハウス・レーシング)が2台のグリッケンハウス007 LMHを投入。この2車種のLMH規定車両に加え、規則移行年の特例措置としてハイブリッド非搭載のLMP1マシン、アルピーヌA480・ギブソンでアルピーヌ・エルフ・マットミュートが1台体制でハイパーカークラスに参戦。最高峰クラスは計5台での争いとなった。

■トラブルによりスティントが短くなった8号車
トヨタの7号車は予選ハイパーポールで可夢偉がポールポジションを獲得。現地時間21日16時、雨となった決勝のスタートでも、コンウェイがトップをキープした。一方の8号車は、実質のスタート直後に他車から追突される形でスピン。ブエミはそこから追い上げを見せ、7号車とのトップ争いまで復帰するが、中盤以降、燃料系と思われるトラブルから1スティントの周回数が短くなり、短い周回数で立て続けにピットインを強いられたり、コース上にマシンを止めて対処を行なう場面もあった。7号車は序盤にパンク、中盤には可夢偉がインディアナポリスを直進してコースを外れる場面などもあったが、8号車に比べると概ね順調に走行を重ね、中盤以降は8号車にトップを明け渡すことなく、レースをリードした。

18時間経過時点では約3分の差で、7号車可夢偉が8号車ブエミをリード。4ラップおくれで36号車アルピーヌ(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール)、さらに約40秒差で708号車グリッケンハウス007 LMH(ピポ[ルイス・フェリペ]・デラーニ/フランク・マイルー/オリビエ・プラ)が続く状況となった。

18時間16分、可夢偉が2スティントでドライブを終え、ロペスへと交代する。早めの交代となったのは、8号車と同様の症状が7号車にも発生しており、複雑な対処法を無線で可夢偉に説明することよりも、乗り込む前にあらかじめロペスに伝達することをチームが選んだため。

その次のルーティンピットに入る際、ロペスはピットロード入口でオーバーランする場面も見られた。その後8号車はハートレーへとドライバーを交代。さらに19時間30分過ぎ、8号車がFCYのタイミングを狙ってか早めにルーティンピットを行なうと、ここで7号車が8号車をラップダウンにし、1周以上のマージンを築く。3番手以下こそ引き離しているものの、トヨタの2台にはこの後もイレギュラーな動きが続発。7号車ロペスは20時間が経過した頃、ダンロップ・シケインを直進する場面も。

さらに、とくに8号車は終盤に入っても依然、基本の走行スティントが短い状態が続き、トラブルからは完全に回復できていない様子。残り3時間を切り、一貴へとドライバー交代をする際には助手席側のドアも交換するなど、ピット回数が増え、じりじりと7号車から離されていく。 8号車は残り1時間35分でのピットインでも一貴がマシンに乗ったまま、給油後にジャッキアップ。助手席側のドアを開けて作業するなど、さらなるタイムロスが重なった。7号車はコンウェイのドライブを経て、残り1時間11分というタイミングで可夢偉がコースに出ていく。

過去、さまざまな試練に見舞われてきたトヨタのル・マン挑戦だけに、3番手以下に2ラップ以上の差をつけてもなお、最後まで緊張感が漂った。残り15分を切り、後続との差もあることからトヨタ2台は最後の給油へ。まずは8号車が作業を終えるとそのまま7号車のピットインを待ち、給油を終えた7号車可夢偉が前、その後ろに8号車一貴という形でピットアウト、ランデブー走行でチェッカーを目指した。そして現地時間16時、チェッカーが振り下ろされるなか、2台は並んでフィニッシュ。7号車の3人にとっての初優勝、そしてトヨタにとってのル・マン4連覇を達成した。2位の8号車は2ラップおくれでのフィニッシュとなった。

クラス3番手は中盤から36号車アルピーヌと708号車グリッケンハウスの争いとなったが、最終的には36号車アルピーヌが表彰台の一角を手にした。途中、単独スピンを喫して順位を下げながらも、そこから上位に復帰し、グリッケンハウスとのバトルを制してもぎとった3位となった。チームとしてもマシンとしても初のル・マンとなったグリッケンハウスは、708号車がアルピーヌと同一ラップで4位、709号車(ライアン・ブリスコー/リチャード・ウェストブルック/ロマン・デュマ)が5位でレースを終えている。

■クラストップ走行中のクビサ組チームWRTが最終ラップにストップの悲劇
 決勝前に1台が撤退したことにより、24台で争われたLMP2クラスは中盤からチームWRTの31号車(ロビン・フラインス/フェルディナンド・ハプスブルク/シャルル・ミレッシ)と41号車(ロバート・クビサ/ルイ・デレトラス/イーフェイ・イェ)がワン・ツー体制を築き、フィールドをリードした。残り6時間を切り、トップ2台は同一ラップで、約2分~1周の差。しかしギャップは徐々に縮まり、21時間30分を経過したところでのピットで31号車はジャッキと思われるトラブルにより作業時間を要すと、ピットタイミングによって2台の順位が入れ替わる緊迫した展開となる。

41号車がイーフェイ・イェに交代すると、トップの31号車フラインスへの差を詰めていき、残り1時間40分時点のルーティンピットを終えるとテール・トゥ・ノーズ状態で41号車が前へ。チーム内バトルに勝負をつけたかに見えた。しかしトップのトヨタがファイナルラップに突入した直後、41号車のイェがスローダウンからダンロップ・シケイン先でストップ! まさかの展開で31号車のフラインスがクラストップを奪うが、背後にはJOTA28号車オレカのトム・ブロンクビストが迫っていた。

フィニッシュラインではスローダウンするトヨタ2台へと追いつき緊張が走ったが、フラインスがわずかの差で逃げ切って31号車がクラス優勝を飾っている。ポルシェ、フェラーリ、シボレーの3メーカーの車両によって争われたLMGTEプロクラスは、レース後半はAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoと、コルベット・レーシングのシボレー・コルベットC8.Rが同一ラップで一騎打ちという展開となった。そこから約1ラップおくれて、ポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSR-19、さらに91号車ポルシェと続く展開で最後の6時間に突入していった。

18時間30分すぎ、トップ走行中の51号車がピットでのルーティン作業を終えると、一瞬ガレージへ入れられる。しかしすぐに再びピット前へと出され、同時にピットインしてきていたコルベット63号車に抜かれることなくコースへ復帰した。その後もトップ2台は同一ラップで、概ね1分以内で神経戦が続いたが、両車とも安定した走りで順位変動は起きず。51号車フェラーリのアレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/コム・レドガーがクラス優勝を遂げた。

23台で争われたLMGTEアマクラスは、中盤からトップに立ちレースをコントロールしたAFコルセ83号車フェラーリ488 GTE Evo(フランソワ・ペロード/ニクラス・ニールセン/アレッシオ・ロベラ)が優勝。LMGTEアマクラスにWECシリーズ参戦している日本籍チーム、Dステーション・レーシングの777号車アストンマーティン・バンテージAMR(星野敏/藤井誠暢/アンドリュー・ワトソン)はクラス6位。木村武史が参戦したケッセル・レーシングの57号車フェラーリ488 GTE Evoは、スタートからクラッチの不具合に見舞われていたが、好走しトップを争う場面も。しかし、中盤エンジンブローによりリタイアに終わっている。

また、手だけでドライブできるように改造されたオレカ07で特別枠から参戦したアソシエーションSRT41の青木拓磨/ナイジェル・ベイリー/マシュー・ライエ組は、青木がチェッカードライバーを務め、総合32位でフィニッシュした。全6戦で争われる2021年シリーズのWEC。次戦はもともと、富士スピードウェイでの富士6時間レースが予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大とそれに伴う渡航制限の影響によりキャンセルとなり、代替の第5戦が10月28~30日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。[オートスポーツweb ]


比較的順調に走って優勝したと思ったけど細かいトラブルがいろいろあったんだねえ。まあ24時間全力で走るんだからトラブルがない方がおかしいだろう。走行距離は5千キロ強だが、レーシングカーが5千キロを走るということは一般車なら20万キロとか30万キロを走るのと同じことなんだそうだ。エンジンにしても5千キロに10%ほどマージンをつけて5500キロほどでブローしてもおかしくないというような作りになっているらしい。要するに切り詰めて切り詰めて限界ぎりぎりで作られているのがレーシングカーなんだそうだ。でもトヨタはルマンの勝ち方を身に着けたようだ。来年からはプジョー、ポルシェ、フェラーリ、BMW、アウディ、バイコレス、アキュラなどが参戦すると言うので来年からはこの4回の優勝の経験を生かして本当の勝負だろう。ただ耐久は何よりも自分自身との勝負でこれに勝てないとライバルには勝てないので頑張ってほしい。ただGR010はなかなか素性のいい車なのでライバルにも引けは取らないだろう。そうすると勝利はやはり自分自身に勝つことになるだろう。がんばれ、トヨタ。ががんばれ、GAZOO RACING。86GRも同じワークスの仲間だな、‥(^。^)y-.。o○。

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Posted at 2021/08/23 00:53:27

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