人々の好奇心を刺激する「UFO」。飛行機のパイロットであれば、そういった存在に出くわした経験があるのではないだろうか──。元航空自衛隊空将の佐藤守氏は、「私自身は現役時代にUFO(空飛ぶ円盤)を見たことがありません」としながらも、先輩や同僚、部下からは何度も、不思議な物体(光体)の目撃話を聞いたという。佐藤氏が語る。
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もう40年も前になりますが、ある後輩が夜間訓練で九州・宮崎の新田原基地から飛び立ったところ、東シナ海の上空でサッカーボール大の「火の玉」が自機(F-15)の翼端についてくるのを発見した。後続の2番機に確認すると確かに「見える」という。物体は蛍光灯のように青白い光を放っており、振り切ろうと旋回機動してもぴたりとついてきたそうです。時間は2~3分だったが、そのような体験は初めてだと言っていました。
戦闘機乗りは航空力学や自然現象を徹底的に学びます。しかも毎日のように空を飛んでいるのですから、未確認飛行物体が光の反射なのかバルーンなどの人工物なのか、大抵は即座に識別、判断できるのです。ただ、消去法でひとつずつ除外していっても、どうしても分からないものが出てくるんですね。
小松基地からF-4戦闘機でスクランブル発進した別のパイロットは、茶筒のような形のUFOに遭遇しています。驚いてカメラを向け写真撮影し、地上で写真装備班が現像したらばっちり写っていた。当然、上に報告したものの、特段騒ぎにはならなかったようです。現場のどこかで報告が止められたのでしょう。
これは組織ぐるみの隠蔽云々という話ではない。「UFOを目撃しました」などと報告すれば上司の沽券にかかわるのではないか、そう忖度した人間が、情報を遮断したのではないかと考えられるのです。パイロットもそれ以上の深入りをしようとは思わないでしょう。こうした事例は他にも多いはず。面倒を避けたいからと正体不明の事象に目を瞑るなど、国防上あってはならない話だと思います。
【プロフィール】
佐藤守(さとう・まもる)/1939年生まれ。防衛大学卒業後、航空自衛隊に。パイロットしてF-86、F-4、F-1などに搭乗。南西航空混成団司令などを歴任。最終階級は空将。(※週刊ポスト2021年11月5日号)
未確認飛行物体というものをあれこれ調査していくとそのほとんどは正体が判明すると言うが、ごく一部はそれがなんであるか分からないものが残ってしまうと言う。ただそれを宇宙人と結びつけるのはどうかと思う。この宇宙に生物は山ほどいるとは思う。地球人よりも超越した文明を持っている生物も多くいるだろう。だからと言ってその生物が優れた技術を持って作られた乗り物に乗って地球に来るとは考え難い。宇宙はどれ程優れた性能を持った乗り物だろうと乗り物に乗って移動するには広すぎると思う。何とか言う宇宙物理学者さんも同じようなことを言っていた。乗り物に乗って移動するには宇宙は広すぎるんだと、・・。もしも宇宙を移動するとなれば何かしら人知の及ばない全く違う方法で移動するのではないかと言う。それも仮説だから何とも言い難いが、宇宙の広さを考えれば納得はできる。それともう一つ、人類を超越した科学文明を有する他星人がいたとしても現在の地球を見ればそのレベルはとにかく知性を持った生命体がいることは認識するだろう。であればどんな方法にしろ接触を試みると思うのだ。そうした接触が皆無と言うのであればやはり宇宙人が来ているとは思い難い。では正体不明の未確認飛行物体は何だろうか。それは、‥分からん。ちなみに米軍が未確認飛行物体の存在を公表してアピールしているのは宇宙軍関係の予算獲得のためである、‥(^。^)y-.。o○。
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2021/10/28 11:09:06