(CNN) ロシア国営のタス通信は3日、同国海軍の太平洋艦隊の艦船40隻以上や航空機20機が参加する1週間にわたる演習が太平洋海域で開始されたと報じた。
ロシア国防省の声明によると、太平洋の指定海域での演習は今月10日までの予定。仮想敵の潜水艦を探知する艦艇などが加わり、戦術作戦を担う艦船群による防空能力の組織化を図るため、海上や空中の標的を対象にした戦闘演習も実施するなどとした。
演習には指揮艦の「マーシャル・クルイロフ」やフリゲート艦「マーシャル・シャポシニコフ」、大型や小型の対潜作戦艦船、コルベット艦、掃海艦、ミサイル搭載の小型船や後方支援艦などが動員された。今回の演習は、ロシアによるウクライナ侵攻が3日に100日目を迎えた時期と重なった。
ロシアが今時こんな演習を行うのは西側の一員として対露制裁を行う日本に対する威迫だろうが、最近の海上自衛隊はロシア太平洋艦隊など目じゃないほど新鋭艦船を取りそろえた精鋭部隊に成長している。ロシアの太平洋艦隊が何をしようが、今さら脅威でも何でもない。陸軍にしても極東の部隊に日本に侵攻するような力はない。日本に真正面から侵攻を企図できる国は米国くらいだろうが、米国でも相当苦しいだろう。日本の自衛隊はそれほどの戦力を有しているのだ。ただ一つ、脅威はロシアの長距離ミサイルで精度が低いとは言ってもこれだけは脅威だろう。だから日本も長距離兵器を整備しないといけない。専守防衛なんて聞こえのいいことを言うが、専守防衛=即本土決戦である。しかも日本に何らかの損害が生じないと反撃できない。これはまことに理不尽なことではある。日本に急迫不正の危害を加えるような脅威は国土からできるだけ離れたところで撃破するのが戦術の常識である。長距離兵器で他国を脅かしたりすることなしに日本にとって具体的な脅威だけを撃破するなら専守防衛だろう。防衛費を増額するならぜひ長距離ミサイルの装備を優先して欲しいところではある。70年以上も昔の専守防衛理論など状況が変化したら変えなくてはいけない。潜水艦部隊の増強、政界制空能力の増強、陸上装甲兵力の増強、無人兵器の増強、宇宙サイバー能力の増強などと共に長距離兵器の装備強化を急いでほしい、・・(^。^)y-.。o○。
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2022/06/04 22:44:03