11月12日、WEC(世界耐久選手権)最終戦バーレーン8時間レースがバーレーンインターナショナルサーキットで開催された。前戦の富士6時間をトヨタの8号車 TOYOTA GR010 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が優勝したことにより、8号車 TOYOTA GR010 HYBRIDは121ポイントで、Alpine ELF Teamの36号車 Alpine A480(アンドレ・ネグラフォン/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシピエール)と同ポイントで首位に。この最終戦で優勝したほうがチャンピオンになる戦いとなっていた。
その最終戦を8号車 TOYOTA GR010 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が2位に、7号車 TOYOTA GR010 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が優勝し、8号車チームはWECドライバー世界チャンピオンを、TOYOTA GAZOO Racing WECチームはWECマニュファクチャラー世界チャンピオンを獲得した。ハイパーカークラス初年度にダブルタイトルを獲得した。
これにより、平川亮選手はハイパーカークラス参戦初年度に、ル・マン24時間レースを優勝したほか、WEC世界チャンピオンも獲得した。また、WECチーム代表としてチームを引っ張った小林可夢偉選手は見事にチームをマネジメント。ドライバー兼代表として最高の結果を出した。
日本で開催されているラリージャパンで、トヨタ自動車 代表取締役社長 豊田章男氏は、WECチームに「来年は多くのメーカーがハイパーカークラスに出てきます。そうすると今年の戦いは、それらのチームが見ているでしょうね。なので、やはりワンツー、ワンツーで終わってほしい。チームとして勝つ、結果を残してほしい」と語っており、WECチーム&チーム代表である小林可夢偉選手は、トヨタ全体の思いにも応えた。
TOYOTA GAZOO Racingは、WRC(世界ラリー選手権)においても2022年シーズンは、ドライバー、コドライバー、マニュファクチャラー世界チャンピオンを獲得しており、FIA(国際自動車連盟)による国際格式のチャンピオンを5つ獲得したことになる。(Car Watch,編集部:谷川 潔)
トヨタはWEC4連覇、ルマン24は5連覇、今年もいい成績を残した。来年からはポルシェ、フェラーリ、キャデラックなどが参入してくるので正念場だろう。トヨタは新型車の投入はせずにGR010の改良で対抗するそうだ。以前は耐久でなかなか勝てなかったトヨタだが、今では耐久の勝ち方を完全に身に着けているので十分対抗できるだろう。2023年のWECは面白くなりそうだ。がんばれ、トヨタ、・・(^_-)-☆。
ブログ一覧 |
自動車 | 日記
Posted at
2022/11/14 00:26:10