
[Q] 路面が濡れていても、レースではどうしてあんなにバイクを倒せるの?【30秒でわかる! バイクの疑問】[A] ズバリ、レインタイヤを履いているから!
晴れた日に乾いた路面で使うタイヤ(スリックなど)は、ゴムの材質(コンパウンド)も内部の構造(カーカス類)も、温度が上昇した際にグリップ力を発揮して、猛烈なパワーを受け止める。
反対に雨用のレインタイヤは、温度が上がらなくてもグリップ力を発揮できるように設計したゴムと内部構造を持ち、タイヤの表面に高い排水性を狙った溝を刻むため、濡れた路面でもフルバンクで走れるのだ。
レインタイヤはあくまで濡れた路面専用で、乾いた路面を走ると一瞬でボロボロになる。途中で天気が変わるようなレースでは、タイヤの選択が勝敗に大きく影響するのだ。(ヤングマシン編集部)
バイクのタイヤと言うのはレーシングタイヤにしても一般のタイヤにしても四輪のタイヤとは比較にならないほどグリップ力が高いと言う。それはそうだ。切手4枚分くらいの接地面積で300キロとか400キロのバイクを支えているんだからはがき大の接地面積を持っている四輪とは大きな差がある。レーシングバイクのタイヤは別物としても一般のタイヤでもレーシング用のスリックタイヤは四輪がレースで使うタイヤほどもグリップ力があるそうだ。ツーリングタイヤでも四輪の一般用高性能レーシングタイヤ以上のグリップ力があるという。要するにポテンザとかアドバンとか問題じゃないらしい。今のバイクのタイヤはブリジストンのT31だが、箱根だろうが伊豆だろうが富士山だろうが、山坂道で滑ったことなど一度もない。しかも後輪一輪、切手4枚分ほどの面積で112馬力のパワーを受け止めている。恐るべしではある。さらにはCBR1000RR-RとかハヤブサとかやまはのR-1とか200馬力を受け止めるバイクタイヤもある。ホンダドリームに行くとMoto-GPで使ったタイヤが展示されていることがある。展示されている分にはただのゴムの塊だが、温まるとゴキブリホイホイのようにベタベタと粘りつくんだろう。そうでなければ300キロなんて速度には耐えられないだろうし、バンク角60度以上なんて傾斜角にも耐えられないだろう。レインタイヤはさらに低温でグリップを発揮できるように作られているんだろう。バイクタイヤは交換するとバカ高いが、それも安全のためには仕方がないのだろう。もっとも量産効果が四輪用タイヤとはけた違いなので高いという話もあるが、それも真実だろう。自分のバイクのタイヤには15ミリほどのチキンストリップがついているが、あまり傾けてすっ転がるとバイクは壊れるし、痛そうだから遠慮している。いくらグリップがどうのこうのと言ってもバイクを支えているのはほとんど後輪1本だから無理は禁物、安全運転で行こう、・・(^_-)-☆。
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バイク | 日記
Posted at
2022/11/27 00:39:40