
[A] 公道なら、走りながら暖機を推奨
かつてのバイクは燃料供給がキャブレターで、外気温が低いときなどのエンジン始動時には、チョークを使用して混合気を濃くしてエンストを抑止していた。
しかし近年のバイクはインジェクション。電子制御による補正機能があるので、暖機運転しなくても走り出せる。また近年のエンジンは精度が高く、冷えていても適正なクリアランスが保てないなんてこともまずない。
一方で、エンジンオイルや冷却水の温度が低すぎれば、エンジンは本来の性能を発揮できない。近年のFI車なら、エンジン始動からわずかな時間で動かしはじめ、穏やかに走りながら暖機運転するのがオススメだ。
液晶メーターを搭載した近年のバイクは、水温が表示されることも多い。走りながらの暖機運転は水温計も目安に、ある程度の温度まではペースやエンジン回転数を控えめに走りたい。
最近のバイクも車も部品の精度が高く混合気も電子制御なので暖機運転などはほとんど不要と言う。あまりやり過ぎると燃料も無駄だろう。だからエンジンを始動するとすぐに走り出すが、むやみやたらかっ飛ばしたりはしない。ただやはり機械なので動き始めはゆっくりと動かしてすり合わせて潤滑油などがまんべんなく行き渡るようにするのがいいのだろう。最近は基本的にのんびり運転でいきなり全開なんてことはないので、まあ1300ccのバイクでその辺の一般道を全開などで走ったらとんでもないことになってしまうので勢い穏やかなアクセル開度になる。高速に入ればそれなりにアクセルを開けるが、それでも2/3ほども開けることはない。昔はエンジンを回さないと回らないエンジンになってしまうとか言ったが、そんなこともないようだ。機械も丁寧に扱ってやればきちんと動く。どのように扱ってやっても人間のようにああだのこうだの文句を言うこともない。そこが機械のいいところだと思っている。バイクや車が好きなのもその辺がいいのかもしれない、・・(^_-)-☆。
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バイク | 日記
Posted at
2022/12/14 22:33:45