衆院愛知6区補欠選挙は24日午後8時に投票が締め切られた。即日開票される。時事通信の出口調査によると、自民党元職の丹羽秀樹氏(38)が、地域政党「減税日本」新人の川村昌代氏(44)らを大きくリードしており、2回目の当選を確実にした。民主党「不戦敗」の同補選で自民党が、2月の名古屋市長選を圧勝した河村たかし市長率いる「減税日本」候補らを退けたことで、東日本大震災の復興に取り組む菅政権への批判を強めるのは確実。政府や与野党の震災対応に影響を与えそうだ。
補選は、名古屋市長選に出馬した民主党の石田芳弘氏の議員辞職に伴う。丹羽、川村両氏の他、共産党新人の河江明美(45)、諸派新人の福原真由美(50)、無所属新人の目片文夫(70)の各氏が立候補。3月の名古屋市議選を含め地元で敗北続きの民主党は、候補者擁立を見送った。
選挙戦で自民党の丹羽氏は、菅政権の震災や福島第1原発事故への対応を「無責任」と批判。保守層を着実にまとめ、無党派層にも支持を広げた。同党は、2009年衆院選で愛知県の15選挙区で全敗しており、県内の議席空白を解消した。
これに対し、「減税日本」の川村氏は「苦しい時こそ減税が必要」と、政府・民主党が復興財源に検討している増税の阻止を主張したが、及ばなかった。「脱原発」を訴えた共産党の河江氏も伸びを欠いた。
午後7時現在の推定投票率は33.42%で、09年の前回衆院選時に比べ19.70ポイント低かった。最終的には、前回の確定投票率69.87%を大きく下回るとみられる。
気をつけよう、甘い政策と民主党が身に沁みて来たのか。
それとも投票率が低いのはもう政党政治には期待できないということか。投票率が低いと自民党など組織がしっかりしている政党に有利というが、無党派層は呆れかえって遊びにでも行ってしまったんだろうか。まあ、減税日本などの甘い政策には引っかからなかったことは確かなようだ。
Posted at 2011/04/24 20:45:22 | |
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