山岡賢次国家公安委員長・消費者問題担当相は5日、内閣府職員への年頭の訓示式で「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。そうなると中国のバブルも破裂する可能性がある」と述べた。欧州債務危機の拡大で単一通貨ユーロ圏が崩壊する可能性を指摘したとみられるが、日本を含む関係諸国が危機回避に取り組む中、不適切な発言との批判は免れない。野田佳彦首相は参院で問責を受けた山岡氏をなお擁護しているが、適格性に改めて疑問符がつき、1月下旬召集の通常国会を前に更迭は避けられそうにない。
山岡氏はさらに「金融・経済の大津波がやってくる」などと金融・経済危機を3度も「津波」にたとえた。それらの危機に備える際、「政治の混乱が一番良くない」と問責を受けたことを人ごとのように表現した上で、「(危機に)対処できる政治体制を与野党問わず整えていかなければいけない。危機感を強く持っている」と続投に意欲を表明した。
「今年も良い年でありますよう改めてお願い申し上げる」と締めくくったが、「今年も良い年」との認識も東日本大震災の被災者への配慮に欠けていると受け取られかねない。訓示式には山岡氏のほか、藤村修官房長官ら6閣僚が参加した。
年頭の職員への訓示で言うことじゃないな。もう自棄になっているのか、それとも場を弁えないおバカなのか、どうしようもないおっさん大臣だ。自民党も失言放言は多かったが、こうしたあっけらかん型、口が滑った型よりも政府の方針とは相容れない自己の政治理念を口にするなど確信犯的なものが多かった。どうも次から次へとどうしようもないのが出て来るが、民主党とはそんなに人材が払底しているのだろうか。そう言えば党幹部も昔の名前で出ています型ばかりだが、やはり人材払底と言うことだろう。
Posted at 2012/01/05 23:00:44 | |
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