民主党元代表・小沢一郎被告が政治資金規正法違反の罪に問われている裁判で、小沢被告に対する被告人質問が10日から、東京地裁で始まった。小沢被告は、土地の購入資金4億円について「両親からの相続だ」などと説明した。
小沢被告は、自らの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、元秘書と共に収支報告書にウソの記載をした罪に問われている。被告人質問で小沢被告は「政治団体の事務処理は一切、秘書に任せていた」「私の関心は天下国家の話で、それに全力を注入している」と話した。
また、政治団体で多数の不動産を購入していた理由については、「賃貸では政治団体から資金が流出してしまう」などと説明した。問題となった土地の購入については「購入することは了解したが、売買契約について報告を受けた記憶はない」として、銀行から融資を受けた経緯などについては、「秘書に任せていたのでわかりません」と改めて事件への関与を否定した。
また、4億円の出所については、「多くは両親からの不動産や現金の相続によって取得した」「印税や議員報酬などもろもろのお金」と説明した。午後には検察官役の指定弁護士の質問が始まる。
ノンフィクションライター、森功氏の話 「指定弁護士側の質問に『知らない』『分からない』を強調する小沢被告の態度は極めて心証が悪い。起訴から長い日数がたつにもかかわらず政治資金収支報告書を見たことがないとの発言は不誠実で、公判を軽視していると考えざるを得ない。一方の指定弁護士側は小沢被告の行為が政治資金規正法の理念に反していることを訴えてはいるが、有罪を導くための決定打がない。被告人質問は残りあと1日。元秘書との共謀を立証するため、2日目はさらに厳しい追及が必要だ」
このおっさんももう終わりだな。選挙で勝ってこそ政治家、代議士様だから金と票集めは政治家の最も大事な仕事かもしれないが、こうした金で人を集める政治には決別して政策と実行力本位で政治家を選ばないと日本はとんでもないことになる。しかし、似非クリーン、一発芸で命脈をつなごうとするバ菅よりはある意味政治力があるだけまだましだったかもしれない。そう考えてみると日本の政治は金権か一発芸しかないのだろうか。まあ、それは民主党だからと信じたいのだが、ほかの政党もこれと言った人物はいないようだから日本の政界と言うのはこんなものか。もしかしたらこの国はダメかもしれない。
Posted at 2012/01/10 23:08:17 | |
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