防衛省のシンクタンク、防衛研究所は10日、中国の安全保障に関する分析をまとめた「リポート」を公表した。それによると、「中国が現在、南シナ海で見せているような強硬姿勢を将来的に東シナ海でも取り始める可能性が高い」と指摘。日本近海の人民解放軍の動向に一層注目する必要があると強調している。
同研究所は昨年、中国リポートを初めて公表。2回目の今回は海洋問題を中心に取り上げた。
中国が南シナ海で活動を活発化させている要因について、(1)海洋権益、特に経済的利益の確保(2)海上交通路の安全確保(3)米国の軍事力に対する対抗能力向上―を列挙。その上で、南シナ海で東南アジア諸国との摩擦が続いている結果、「中国は東南アジア諸国の信用を損ない、安全保障環境の悪化を招いている」との見方を示した。
一方、東シナ海の現状について、資源開発で中国が先行していることや、日米両国との関係悪化につながる懸念があるため、中国が南シナ海で行っているような行動を取っていないと分析した。
中国の周囲をかまわぬ傍若無人の覇権主義も困ったものだ。あの国は自分が良ければ他人はどうでも良いという文化があるようだ。南シナ海は有力な国家がないのでやりたい放題だろうが、東シナ海はそれなりに有力な海軍力を持った日本とその後ろに米国がいるのでそうそうはやりたい放題はできないだろう。やはりインド、日本、韓国、オーストラリアを中心に中国けん制ラインを敷くべきだろう。別に戦争をするわけではない。中国の横暴を封じ込めておけばいいのだから。あの国もバブル経済が弾けると国が大きく人口が多いだけダメージは計り知れないだろう。3つくらいに分裂して少し大人しくなると良いのだが、世界経済が一緒に崩壊してしまうかもしれない。どっちへ転んでも困った国だ。
Posted at 2012/02/10 23:02:16 | |
トラックバック(0) | 日記