野田首相は、8日開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の会場で、会議の開始直前と終了後の2度にわたって韓国の李明博(イミョンバク)大統領と握手した。
首相は会議後、記者団に「李大統領と目が合った瞬間、自然発生的に握手した。言葉は交わしていない」と述べた。
首脳会議は、国名のアルファベット順に座席が決まっており、日本(JAPAN)と韓国(KOREA)は隣同士だ。李大統領が8月に島根県・竹島に上陸した後、両首脳が会うのは初めて。日韓関係が悪化する中、首脳同士のやりとりがあるかどうかが注目されたが、握手のみにとどまった。
韓国の李明博大統領は8日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開会前、中国の胡錦濤国家主席と短時間会話を交わした。
韓国政府関係者によると、両首脳は会議場に入る前に首脳らが集まるラウンジで立ち話し、李大統領は多数の死傷者が出ている中国・雲南省地震への見舞いを伝えた。
今回APECで、中韓首脳会談は行われない見通しだが、両首脳は抱き合って再会を喜び、握手だけで終わった日韓とは対照的な光景となった。
中国外務省の秦剛報道局長は8日の記者会見で、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で、日中首脳会談が行われない見通しとなっていることについて「重要なことは日本側が中国側の立場や懸念を正視することだ」と述べ、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化を進める日本側に非があるとの見方を示した。
手練手管の外交心理戦だからさほど気にしなくても良いだろう。日本の領土を守り通す気があるのなら淡々と、しかし毅然とした態度を押し通せば良い。中韓が手を握り合うなら日本はロシアと共同歩調を取るふりでもして牽制すれば良い。外交関係はいずれは落ち着くところに落ちて行くものだから。北朝鮮にでも接近して韓国をけん制してみるのも面白いかも知れない。
Posted at 2012/09/08 22:57:30 | |
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