中国が開発中のステルス戦闘機「殲-31」の模型が13日に広東省で開幕した第9回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空展)で公開されている。中国メディアは航空業界アナリストの話として、「現在、唯一販売されている第5世代のステルス戦闘機は米国のF-35だ。『殲-31』は米国の旧来の盟友以外の国にとって新たな選択肢となる」と伝えた。
インド紙ビジネス・スタンダードの電子版は13日、「殲-31戦闘機」の初飛行写真を公開。これにより、中国解放軍が開発している同機が国際市場向けに販売されるとの推測が出た。ただ専門家らは同機の投入までにはまだ7~10年がかかるとみている。
中国メディアは「殲-31」が将来的に海外顧客に販売されると報じている。インドのアナリストは、パキスタン空軍が中国製戦闘機に好感を持っており、「殲-31」を購入する可能性があると指摘した。
中国産攻撃ヘリ「WZ―10」(武直10)が11日午前、珠海エアショーで姿を表した。広州軍区陸軍航空隊に所属するWZ―10は珠海三ソウ空港の上空に現れ約40分間のデモンストレーションを実施した。WZ―10は低空旋回、急降下、背面飛行などを行い、高い機動性をアピールした。また同固定翼攻撃ヘリは低騒音を特長としており、輸送ヘリを効果的に護衛することが可能だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
公式の情報によると、WZ―10は中国の第11次五カ年計画期間(2011―2015年)で重点的に予算投下が行われる新型軍用攻撃ヘリだ。WZ―10は中国空軍の「ゼロ攻撃ヘリ」という歴史的空白を埋め、新型戦闘機J―20の初の試験飛行成功に続き、中国航空機発展の重要な節目となった。
WZ―10のナノメートル級ステルス材料は世界トップ水準に達する。その最大離陸重量は約5トンで、中型攻撃ヘリに属する。主な任務は対戦車・対装甲車作戦、地表の動く目標と固定された目標の消滅で、かつ高い対空能力を持つ。
WZ―10の全体的な作戦能力・技術性能は、欧州の攻撃ヘリ「ティーガー」に相当する。また対地攻撃能力は、米国の「コブラ」、イタリアの「A―129」に相当する。情報によると、WZ―10は「アパッチ」と肩を並べる能力を持ち、水陸両用攻撃艦に搭載することで、制海権を掌握できるという。
中国は矢継ぎ早に新型兵器を公表している。ステルス戦闘機2機種、戦闘ヘリ、そして無人偵察機、しかし、戦闘機は何だかラプター似、戦闘ヘリはユーロコプターのタイガーのよう、無人偵察機は米国のプレデターそっくりとどれもこれも他国の最新鋭兵器のコピーのようなものばかりだ。中国はその戦闘力の高さを高らかに謳い上げているが、新幹線もまともに作れない国に最新鋭のハイテク兵器がそんなに簡単に作れるのだろうか。まあ、金はあるのだろうから使いようによっては可能だろうが、・・・。大型艦視線を尖閣諸島周辺に配備するというし、日本の次期政権も腹をくくって対応すべきだろう。
Posted at 2012/11/17 18:59:25 | |
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