読売新聞社は11月30日~12月2日に衆院選の第2回継続全国世論調査(電話方式)を実施した。衆院比例選の投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が19%でトップとなり、民主党と日本維新の会が各13%で続いた。無党派層は49%となお半数に近く、有権者が政党支持に迷っている状況が続いている。
比例選投票先で自民は前回の第1回調査(11月23~25日)に続いてトップを維持したが、挙名率は6ポイント下がった。前回3番目だった民主は維新の会と並んだ。先行する自民を民主、維新の会が一進一退で追う構図となっている。
「卒原発」を掲げて新たに発足した日本未来の党は5%にとどまった。前回の「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」との合計は3%で、支持の広がりはみられない。みんなの党は5%(前回2%)に伸ばした。
投票先で自民が下がった背景には、安倍総裁が訴える金融、外交・安全保障政策に説明不足との批判が出ていることなどがあるとみられる。第3極の政党も伸び悩み、民主が相対的に盛り返した格好だ。小選挙区での投票先は、自民22%(前回27%)、民主13%(同9%)、維新の会12%(同14%)などの順。未来の党に「期待しない」との回答は70%に上った。
もう民主党政治はたくさんと思っていたが、自民党時代に戻っていいのかと思う気持ちと自民党の安倍総裁がちょっと過激な発言が目立つので引いてしまうところがあるのだろうか。それでも現実的な政策を掲げる政党の方がまだましと言うことで自民、維新辺りに支持が集まるのだろう。民主も異質が出尽くして野田派ならまあ現実的ではないかというところか。未来は小沢・亀井辺りが不気味だし、それを除くと何もできないだろうというところだろうか。それでもまだまだ態度を決めかねるというのが正直なところだろうか。比較第一党は自民党だろうが、どの程度の議席が取れるだろうか。自民が220±、民主と維新で180±、残りがその他の政党だろうか。実際に投票となるとまだまだ動くだろう。
Posted at 2012/12/02 22:42:37 | |
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