沖縄県与那国島町議会は、町が所有する21ヘクタールの土地を自衛隊基地用地として貸し出す議案を可決した。与那国島は尖閣諸島(中国名:釣魚島)から約150キロの距離にあり、戦闘機であれば6分ほどで尖閣諸島へ到着できる。環球時報が報じた。
日本政府は中国軍への監視を強化することを目的に、2015年までに与那国島の中心に100-200人の陸上自衛隊員が常駐する兵営を建設し、東端に沿岸監視施設と移動式警戒管制レーダー基地を建設する計画を進めてきた。
しかし、「日中で戦争が勃発(ぼっぱつ)すれば、与那国島は直接、中国との交戦の舞台となる可能性がある」として、島民の反対に遭っていた。今回、町議会は年間1500万円で用地を貸し出すことを決定、陸上自衛隊の君塚栄治幕僚長は6月末には正式な契約を済ませ、2015年までに基地を建設、稼働させることを発表した。
同ニュースに対し、中国人ネットユーザーの多くは焦りを示しており、「基地が完成してしまえば中国は何もできなくなる。中国が何もせずにいればいるほど、日本は有利になってしまう」という声や、「こんな小さな島は数発の爆弾にも耐えられないだろう」と早速、島が戦場となる恐れを示唆する声もある。
また、「日本製品をボイコットしよう。釣魚島や琉球諸島を中国が取り戻すまで徹底してボイコットしよう」と呼びかける声もあった。
国境の島に軍隊が駐留していないことが異常なので今回陸上自衛隊の配備が決まって国際的には平常の状態になったということか。150人程度の監視部隊が駐留と言うがここに足場があるとないでは有事の際に大きく違ってくるだろう。日本は基地一つどころか自衛隊が迷彩服でで表を歩いても文句が出るような国だから基地を作るなど大変なハードルだろうが今回は良かったというべきだろう。中国が焦っているだけでも十分に効果はあるだろう。
Posted at 2013/06/23 02:03:26 | |
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