中国・国際在線は共同通信の2日付の報道を引用し、日本政府が同日、東南アジア、アフリカ諸国と太平洋、インド洋のシーレーン(海上交通路)の安全確保策を検討する初めてのセミナーを、9月下旬に東京都内で開くことを決めたと報じた。「海洋権益の拡大を図る中国をけん制する狙いがある」とされ、日程は24日から3日間で調整中だという。
報道によればセミナーにはフィリピンやマレーシア、ベトナム、ジブチなど10カ国以上の課長級が参加する予定。日本政府にはまた、マラッカ海峡や南シナ海、アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾など、戦略的に重要地域を抱える諸国と協力を強め、原油などの資源の安定供給を確保したい考えもある。
セミナーでは、船舶の航行の自由や安全確保に向けて日本が取り組んだ技術協力や資金面での支援策を説明するほか、神奈川県横浜市にある海上保安庁の第三管区海上保安本部を視察。このほかに参加国の海上警備人員を日本に教育のため招く計画などについても協議する。
日本メディアは「中国が東シナ海と南シナ海への拡張を始めており、スリランカなど南アジアの国に対するインフラ建設支援などを通じてインド洋での影響力を高めようとしており、日本は早急に対策をとる必要がある」と報じた。
日本政府は2009年から自衛隊の護衛艦などをソマリアの海賊対策に派遣している。また南シナ海の主権問題をめぐっては中国と対立するフィリピンに巡視艇を提供する意向を示した。
まあ相手が相手なのでそれなりの対策は取っておくほうが万が一の備えにはなると思う。中国様の進出に脅威を感じている国は多いようなのでこれらの国を取りまとめておくことは必要だろうと思う。事が起こってから慌てても遅い。危機管理は早ければ早い方が良い。やる必要もやっておく価値もあると思う。
Posted at 2013/09/03 22:36:15 | |
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