小野寺五典防衛相は24日、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)の任務にあたっている陸上自衛隊の派遣施設隊長、井川賢一1佐からテレビ会議で報告を受けた。韓国軍への銃弾提供の経緯について、井川1佐は、21日夜に現地の韓国軍指揮官から直接、電話で依頼されたと説明。受領後、指揮官から謝意を伝えられたことも報告した。
一方、韓国外務省の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は24日の記者会見で「国連南スーダン派遣団(UNMISS)に支援を要請し、UNMISSを通じて支援を受けた」と、国連の枠組み内での支援だと強調。日韓の説明に食い違いが浮上した形だ。
井川1佐によると、現地時間21日午後10時45分ごろ、自衛隊が駐留する首都ジュバから約150キロ北方のボルに駐留する韓国部隊の指揮官、コ・ドンジュン大佐から電話があった。大佐は活動拠点を守る部隊は韓国軍のみで、1万5000人の避難民も抱えていると説明。「『ぜひ貸してくれないか』という差し迫った要請だった」という。
同じPKO任務にあたっている部隊が困って支援を求めて来たのでそれに答えた。ただそれだけのことでどうして大騒ぎをするのだろうか。日本の野党は重大な政策の転換だと国会で追及する構えのようだ。ろくな争点も見いだせないので格好の材料と思っているのだろうか。何ともレベルの低い話だ。
韓国は韓国で夜盗山賊の類の日本に援助を受けるなどとんでもないと言う。この国も何事にも感情的で愚かなことだ。暴徒が目の前に迫っている。難民の身体生命も危険にさらされ、それを守るべきPKO隊員の生命も脅かされている。戦うにも弾丸が足りないかもしれない。もう少し余裕のある部隊に弾丸を融通してくれないかと頼む。これに、「わが国には武器輸出3原則と言うのがあって要望には答えかねる」と断ったら、それは当然のこと非難されるべきだろうが、これに答えて国連を通じて弾丸を融通したことがどうして非難されるのか。
そんなことを断れば日本は永遠に国際社会のつまはじきになる。命の危険のないところで運転手つきの車に収まって議会で居眠りをしているような連中は一度同じ状況にさらされてからとくと考えてみると良い。ついでに誰があんなところにわが自衛隊を派遣したのかそれも良く考えて見ると良い。
Posted at 2013/12/24 22:31:26 | |
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