2014年01月10日
昨日雨で持って帰れなかったバイクを職場から乗って帰ろうと思い立ち、バイクで帰る準備をした。雨は上がっていたが気温は凍りつくように無暗と寒かった。しかし、冷え込んで来たので雨は大丈夫だろうと職場を後に走り出した。
昼間の雨で路面は濡れていたので凍結に注意しようとあまり速度を上げずに走った。職場から自宅までは20キロ足らず、普通に走れば30分もかからない。走り出してすぐに雨粒のようなものが落ちて来た。「何だ、まだ降るのか」と思ったらそれがすぐにふわふわとした白いものに変わった。
「雪が降ってきた」そう思ったが大したことはあるまいとそのまま走り続けた。雪が降るということは外気温は2度から3度以下、場所によっては零下に下がる。路面の凍結には十分に注意しながらあまりバイクを傾けず速度を落としてハンドルを切って曲がるようにした。まるで自動車学校のコースを走っているようだった。
そのうちに雪は夜目にも白く降りしきるようになった。まだ積もるというほどではなかったがこの降り方だと遠からず積もり始める勢いだった。大体バイクと言うものは常識で考えても低ミュー路面で安定して走れる乗り物とは思えない。中には雪の積もった路面を走っているバイクの写真を見るが、基本的にトレイルなどのダート用のバイクで、クロスオーバーなんて言っても400Xのようなロードスポーツでセミスリックタイヤを履いたようなバイクが走れるとは思えない。
まあ行けるところまで行くかと速度を落として走行を続けた。低速とは言っても走っているのは一応国道だが、この辺りはめったに雪など降らない地域なので雪の降り方に恐れ入ったのか四つ輪の皆さんも速度を落としているので45キロ前後でもそう問題はない。
時々マンホールのふたの上に乗ると後輪がずるっと滑るように感じるのが何とも気味が悪かったが、それでも低速走行が功を奏したのか自宅まで特に支障もなく走り切った。しかし、バイクと言うものは低ミュー路面を走るには何とも気を使うものだ。実際、バイクで低ミュー路面を走るのは控えた方が良いのだろう。
Posted at 2014/01/10 00:01:12 | |
トラックバック(0) | 日記