中国空軍の申進科報道官は23日、昨年11月に東シナ海に設けた防空識別圏に侵入した外国の軍用機に対して最近、中国空軍機が追跡や音声による警告を行ったことを明らかにした。新華網が24日伝えた。
申報道官はこの日、防空識別圏の設定から約2カ月間の活動状況について説明。「日常的な空のパトロールを行い、識別区内のコントロールを強め、空軍の使命を果たしている。国際便の正常な飛行には何も影響がない」とした。また、「最近行ったパトロールで識別圏内に入った外国の軍用機に対して監視、追跡や音声による警告を行った」とも述べた。
報道官は「中国が東シナ海に設定した防空識別圏は国家の防空安全上、警戒に必要な時間を保つためのものであり、防衛が目的で、特定の国やターゲットに対するものではない」と改めて強調。「識別圏内を飛行する航空機について確認することは防衛のための措置であり、国際的な手法と合致する」と述べた。
報道官はまた、「もうじき春節(旧正月)だが、空軍はこれまで通りの高度な警戒を維持し、軍民一体、全域一体の防空対策を貫いて人民の平和と幸福を守る」と語った。
菅官房長官は24日の記者会見で、中国が東シナ海に設定した防空識別圏で、空軍機から外国軍用機に「音声警告」を行ったと主張していることについて、「自衛隊機周辺を飛行する中国軍機の特異な事例は確認されていない」と述べた。
中国空軍は23日、外国軍用機を追跡し音声による警告を行ったと公表したが、相手国などは明らかにしていない。
中国様は防空識別圏内で外国の軍用機に対する追尾や警告を行ったという。日本側は特に変わったことはないと言う。どちらが本当か分からないが、中国は日本の5倍の戦闘機を保有しているとは言え、あの広い国土と領空をすべてカバーするのは困難だろう。しかも防空監視システムの性能自体も低いと言う。東シナ海に設定した防空識別圏全体を監視することは不可能と自衛隊は言うのでどうも中国様の方が見栄を張っているのだろう。中国様も防空識別圏を設定したために余計な見栄を張ることになって大変なことだ。
Posted at 2014/01/25 01:04:55 | |
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