2014年04月06日
今日は納車以来一週間ぶりにスーパーボルドールに乗れた。今週は仕事で忙しかったり天気が悪かったりしてなかなか乗る機会に恵まれなかったが、今日は空を気にしながら近場の山裾道を桜を見ながら一回り走ってきた。
パワーについては何も言うことはない。どんな速度でも何速からでも湧き上がるようなパワーが取り出せる。ありあまったパワーを利子でも取って貸し出したいくらいだ。だからちょっと油断すると速度が上がり過ぎて、「おっとっと、・・・。」と言う感じになる。脇道からの右左折の時はアクセルを開けすぎないように気をつけないと吹っ飛んでしまう。とにかくパワフルの一語に尽きる。
秀逸なのはその運動性能だ。とにかく素直で自然の一語に尽きる。何もしなくてもバイクが自然に曲がって道路をトレースしてくれる。「お前は行きたい方向だけを示して跨っていろ」と言われているようで本当に行きたい方向に頭を向けるだけで自然にすっと曲がってくれる。何の不安もない。これほど素直だと本当に何もしないで跨っていればいいと錯覚しそうだ。
400Xではある程度自分で曲げようとしないと曲がらないような感覚だったが、スーパーボルドールにはそんなところは何もない。低速になっても車体を傾けてもほとんど不安がない。重心が低いこともあるのだろうか。とにかく素直で自然な走りには驚いた。さすがはホンダが20年熟成してきたプロジェクトビッグ1だけのことはある。
制動力はこれも穏やかにしかし確実に重い車を止めてくれる。まあそれほど速度を出しているわけでもないのだが、ブレーキの感覚も悪くはない。穏やかに、「じわっ」と効いて車を止めてくれる。作り込みも金をかけた豪華な造りになっている。400Xはプラスチックカバーが多くてコストダウンしているなと言う印象だったが、スーパーボルドールにはむき出しのプラスチック部品はほとんど見られない。丁寧に塗装がされた部品が多くて豪華の一語に尽きる。車体も極めてきれいだ。
前回は負担になったクラッチも普通に走っている分には特に問題はないようだ。やや重めという程度で疲れることはなかった。今日はバイクに乗って久しぶりにトヨタのディーラーに顔を出した。「バイクばかり乗っていないで車も乗ってください」と言われたが、やはりバイクにも興味のある人が多いようで整備の人なども見に来た。
整備の人たちはバイクの電子制御が進んでいることを驚いていたようだった。「バイクがこんなに電子制御が進んでいるとは思わなかった。」と興味深げにあちこちのぞき込んでは「ああだ、こうだ」と専門用語を使って話し合っていた。フロントフォークやリアサスにアジャスターがついて減衰力を切り替えることができるのも「これって標準なんですか」と驚いていた。そして最後に、「これってうちの車で言えばクラウンのようなものですね」とのたまった。
CB1300は確かにバイクの高級車なんだろう。ただ一つ何とかならんかなと思うのは車体が重いことで取り回しには苦労する。ちょっと油断すると倒れそうになるのでなかなかやっかいだ。まあこればかりは慣れて頑張るしかないだろうが、・・・。
Posted at 2014/04/06 21:17:02 | |
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