2014年05月17日
職場のおじさんたちが大型二輪免許を取りに教習所に通っている。教習は順調のようで今月末には検定になるようだ。結構なことだ。ところが大きな問題があるようだ。それはバイクの購入だと言う。
大型のバイクを買うには100万から上の金がかかる。中古でも程度のいいものは100万に近い金額が必要だろう。軽自動車やCカーでも買えるほどのそんなに金がかかるバイクと言う乗り物は基本一人しか乗れない。荷物も積めない。走ると言っても季節や天候に大きく左右される。しかも危険と言うイメージが付きまとう。
そんな道楽に100万からの金を注ぎ込むと言ったら奥方としては黙ってはいられないだろう。それを説得してバイクを購入すると言うのは至難の業と言わざるを得ない。毎日バイク雑誌を眺めてはあれが良い、これが良いと言いながら最後はため息に変わる。
なかなか奥方に言い出せないようだ。黙って買って怒られたらひたすら沈黙を守って耐え忍ぶか、買う前に一言言って強引に買ってしまうか、どっちにしても大波乱は必至だろう。一人はもう退職までそう長くはない人なのでローンで買って退職金の一部で清算するという方法を思いついたようだ。怒られたらひたすら耐え忍んで嵐が去るのを待つと言う。
そのおじさんはCB1300SFに決めたようだ。なかなかいい選択ではある。もう一人のおじさんはさらに条件が厳しい。まだ年がお若いので子供さんにも金がかかるバイクなどと言う道楽をしている余裕はないと言う。
しかし免許が取れればどうしても乗りたいようだ。中古を買うと言うがリッターバイクになると中古もそれなりにお高い。毎日バイク雑誌とにらめっこしてはため息をついている。今はエリミネーターの250に乗っているので、「似たようなバイクを買って黙っておいておけば」と言うとどうもその手を使うようだ。
「空冷の2気筒がどうして水冷のDOHC4気筒になっているのか」とか、「ブレーキがダブルディスクになっているのはどうしてか」とか、「ブレーキやクラッチがワイヤーから油圧になっているのはどうしてか」などと追及されたらどうするのかと言うと、「そんなに専門的なことを追及されたら土下座してお願いする」と言う。バイクと言う道楽何とも罪作りなものだ。
Posted at 2014/05/17 00:50:47 | |
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